力加減とトランス | Barrier free~子供たちの未来へ chiropiroのブログ

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妊娠8か月で生まれてきた3人の子供のうち、2人がPVL(脳室周囲白質軟化症)を発症。足が不自由な息子が幼稚園受験を経て私立小学校へ入学した事や、闘病、さらに我が家のもうひとつの暮らし、ハワイでの生活の記録です。

術後4日目。













足の痛みはほぼ無くなり、
退院に向けてなるべく自分で動ける様に
練習を始めた。
ギプス込みで32kgもあるのでね…できれば抱きたくない(*_*)

















まずは一番大切な
車椅子の乗り降り=トランスから







スムーズに出来れば
自力でトイレに行かれる為、
学校に長時間いられる様になるのだ。




















だかこれが、傷の痛みとは少し違う所で
なかなか大変な作業だった(^_^;)

















まずは、ヘロヘロな状態でも
Kokiは左が利き足だったのに
使えなくなってしまった事。


















「左は絶対に着けちゃダメだよ!」



と言うと、
若干緊張しながらギプス付きの足を
上げようとするのだが、



連動して?私が怖い??



軸になるはずの右足脇の下にも
無意識に力が入ってしまい、

立つどころか手足が縮まって
余計に身体が重くなるのだ。


















「あれ〰? 

(右足で立つと)
分かってるんだけどなぁ。
なんでかな?

















Kokiは
左右別々に身体が動かない事を
不思議がり、
もどかしく感じている様だった。

















そこで仕方なく、
トイレ前では私が脇に手を入れて
立たせようとすると


脇の下に力が入ったとたんに
右足も縮まり、
ぶら下がる様に身体が浮いてしまう。
















そして
わざとではないと知りながらも、


ついつい
「もぉ〜なんで??」


と言ってしまうダメ母(*_*)



















普段は
上肢の障害を感じる事は少ないのだが、
これが脳性まひ児なのね。




頭では理解出来ていても
無意識に力が入ってしまうと
抜くのはとても大変なのだと実感した。





















さてこちらは
縦列駐車(笑)のようす。














部屋の斜め前に出てから…














左のタイヤをベッドに沿わせて下がり

















調整しながら前後に動かして
ピタッと付ける。

教習所みたい?(笑)











 

これが出来ると車の免許がとれるよ〜
と言うと、笑っていた。














そして手で足を持ち上げ↓
















少しずつ少しずつ移動して…













完成!

術後4日目にしてはよく出来たかな〜♪






  










…それにしても退屈な毎日だわ(*_*)


Kokiは明日から始まるPTでさえ
楽しみにしているらしい(笑)