9月16日はメキシコの独立記念日(Día de la Independencia)で祝日だ。官庁や学校やほとんどの企業は休みになる。

 

今年はこの日が水曜日なので、残念ながら月曜日への振り替えはなく、連休(puente)にはならないそうだ。

 

だがそんな事とは関係なく、今年も独立記念日直前の3日間はアステカダンサーの祭典がケレタロ市で大々的に行われる。

 

なにしろ国中から、いや世界中から7~8千人もの踊り手が集結して、一日はメインストリートを練り歩き、別の日は聖十字教会の周りで朝から晩まで踊り狂うのだ。

 

耳をつんざく太鼓の轟音。

踊り手の極彩色の衣装と、踊りの邪魔にしかならないデカくて重い羽根飾り。

手に持つ鳴り物と脛に付けた鈴(鳴り物)の騒音。

 

とにかく、目にも耳にも心臓にもうるさい祭りである。

 

そして、夫と私もその一部になる。夫はかれこれ10年ほど、私は3年ほど前から参加している。

 

ここに集う踊り手達を総称してコンチェロス(concheros)と呼ぶ。

彼らはカトリック信者(católicos)であり、ダンスは彼らにとって信仰活動の一環である。だから、パレードの最後や教会の周りで踊った後は教会の中に入って、聖水を浴びたりミサに参加したりする。それこそが彼らにとってのメインイベントだから。

 

 

 

一方、夫と私は反キリスト教なので、本来は彼らとは相いれないはずである。

 

なのだが、メキシコ人の特徴である「良く言えば寛容、悪く言えばテキトー」の精神プラス「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃ損々!」の精神で、一緒に踊らせてもらっている。だが勿論私たちは教会へは入らない。それでもいいよ、と言ってくれるので有難く踊らせてもらっている。

 

ひとつ前の記事に書いた新品のダンスシューズも、明後日のパレードでおろす予定だ。

 

「もうメキシコの主な観光地には全部行った。これからは一歩踏み込んだディープなメキシコを見たい」という人には、この祭りはうってつけだと思う。

 

2024年の祭りの記事)

 

 

 

メキシコシティやメキシコ州やグアナファト州からなら日帰りもできるので、沢山の人に気軽に見に来てもらえたら嬉しい。

 

9/12(土)前夜祭(内輪の行事)

9/13(日)午後4時頃~深夜 パレード

9/14(月)終日 教会の周りでダンス

9/15(火)朝昼 教会の周りでダンス、夜は独立記念イベント

9/16(水)独立記念日 祝日 休み