金曜日の会の報告です。
ある女優さんのお話をききました。
演劇の名門大学をでて、演劇の世界に飛び込んだ方ですが、
役がつかず、どうしてなんだろうと悩んでいらしたそうです。
29歳のときに、ある役者さんとの共演をきっかけに
かわることができたそうです。
その役者さん(演劇界では、超有名です)のことば、
「きみの芝居は、下手じゃない、でも上手くもない。」
このことばは、優等生の彼女にとっては、衝撃的だったそうです。
******それまでの彼女は、いわれるままに
(例えば、3歩あるいてといわれると
絶対3歩しか歩かなかったらしい。)
優等生の性であったらしい。**************
その言葉をきっかけに
いろいろ教えてもらったそうです。
(教えるというよりは、会話を通して
素の彼女を引き出したみたいです。)
もし、最初の言葉で彼女が、
シャッターを閉めていたら・・・・・。
今の役者的にも、母親的にも、女性的にも、
魅力のある人間には、ならなかったように思えるのですが。