引用です。
この番組を見た時、「ああ、やばい、殺される」と思いました。
番組放送日時:2018/06/13 10:42:42
放送局:NHK
タイトル:ハートネットTV
山のグレーディングは、グレーディングを使って、自分の体力と難易度に応じた山を知る事で、不適切な登山を減らし事故が減る事が期待されます。
山のグレーディングは、登山道のハザードについての情報を伝えてくれますが、現場にあるハザードを全て伝えてくれる訳ではありません。
事故防止の為には、最終的には登山者一人ひとりが、現場にあるリスクに自分で気づき、不適切な行動を回避する事が必要です。
リスクに気が付く事を「リスク特定」と呼びます。
リスク特定能力は、山岳遭難を減少させる重要な能力だと言います。
では、登山者のリスク特定能力はどのようなものでしょうか?
→「写真を見せて、そこにあるリスクを考える事で調査」
年齢が上がるにつれて、リスク特定数が減る
つまり、危険に気がつきにくくなっている。
その理由はまだ良くわかってない。
視力低下などの問題があるかもしれません。
リスク認知に関わらず、基礎的な認知能力は、年齢が上がると全般的に低下する傾向にある事が指摘されています。
ハザードから リスク特定する際にも、それが影響しているのかもしれません。
高齢登山者が多い現在、 年齢と共に リスクに気が付き難くなる可能性がある事には注意が必要です。
登山経験年数が増えても、リスク特定能力は高まりませんでした。
その一報で、指導経験のある登山者はリスク特定数が多い傾向にありました。
単なる経験年数だけでリスク特定能力があがるのでは無く、指導経験の様に、意識的にリスクを考える事がリスク特定能力を向上させる上で有効なのだと解釈出来ます。
関連して仮想。
例えば、「もし天気が悪かったら?」と考える傾向にある人ほど、リスクを指摘する数が多い傾向にある事が
示されました。
見えないリスクを指摘する為には「もし、この条件が揃ったら?」あるいは、「このあとどんな展開があるか?」を考える必要がある。
指導経験は、こうした考え方を高める事に役立っているのかもしれません。
その後の展開や、別の条件がある場面をイメージする事は、リスク特定能力 を高め 結果として 遭難
の減少 に役立つと言えそうです。
地方自治体の公表する山のグレーディングや
精度の高い天気予報など
現在ではハザードに関する豊富な情報を得る事が出来ます。
それでも自然環境が都市に比べてハザードに満ちているのは、否定しがたい事実です。
更に 自然の中のリスクは変化が激しいので、
現場で急にリスクが高まる事もあります。
他ならぬ自分が、そのリスクに気が付く力を持っていなければ、悲劇的な結末が待っている事さえあります。
「危険を制御する事が大事だ」
危険源=危険となりうるもの
リスク=発生率とその酷さ
これがなぜか、機能不全親だと
危険源=機能不全親
リスク=発生率→親の機嫌が悪い時、酷さ→親の体力次第
になるので、子供の心が育つ訳が無い。