今回の記事は、自宅避難生活シミュレーション⑥〜実践編 から抜粋してお洗濯編として記事を書きます。


用意するのはコレ。

・口が閉まり密閉出来る防水性のある袋
・水 (量は後ほど)
・エコ洗剤 海へ…
・セーム
・洗濯物


袋はIKEAのISTADの4.5ℓ。原料の85%がサトウキビで出来ているそう。


そのエコな袋に水500mlを入れます。




そこに海へ…を数滴入れます。
水30ℓにつき5mlなので、ほんの少量でOK。




…ですが、写真を撮っている間に何滴も垂れてしまい濃い洗剤液になってしまいました。




袋を揺すって洗剤と水を混ぜたら、洗濯物を投入。


今回は1歳さんのタンクトップとブルマを洗います。





空気を抜きつつ袋の口をしっかり締めてから、揉み洗いをします。




排水は袋の端を開けて、元のペットボトルへ。


綺麗な水を再度入れてすすぎをします。
お洋服を絞りつつ、すすぎの水も空きペットボトルへ。




脱水は私の長年のお気に入りグッズのセームを使います。セームは水泳などで使用している方が多いアイテムです。


セームの上に衣類を置き…




クルクルと巻いていきます。


そしてギューっとセームごと絞って、水は先ほどまで使用した袋に入るようにします。




普通に手で絞るより断然しっかりと絞れます。
と言いますか、殆ど洗濯機で脱水した状態と変わらないように思います。
もちろん乾くのも早いですね。


このお洗濯方法は旅行先でも活躍しそう。
洗剤をストローに小分けにしてパッキングすれば、ほぼ荷物にもならないですよね。


ストローへのパッキング方法も過去記事にありますので気になる方はご覧下さい。





本当は、500mlを2本使用するだけにしたかったのですが、洗剤が多く入ってしまい泡切れが悪くなり、水はこの量を使用ました。


本当はすすぎ1回でOKですが、肌が弱い人でなければすすぎ無しでも大丈夫と、メーカーのウェブサイト がんこ堂本舗に書いてありますので大人の衣類はすすぎをせずにお洗濯を終えても良いかなと思います。


またこの洗剤『海へ…』は、自然界に流すと微生物などによってたった1日で94%も生分解され、7日間で100%自然へ還る、海洋タンカーの事故処理研究から生まれた生分解のスピードがウリの洗剤。


そんなわけで、避難生活にはぴったりの洗剤だと私は思います。
子供の肌着類だけでも、洗濯してあげたいと探し見つけたのがこの洗剤でした。


実際の避難生活で使用した洗濯水は、予めマンションの管理委員会に話して敷地内の土に流すのも良いと思います。
お庭のある戸建ての方はサッと捨てられるので羨ましいです。


ペットボトルに入れた状態で、下水道が再び使用できるようになるのを待って処分しても良いでしょう。


自宅避難生活シミュレーション⑥〜実践編 はまだ続きます。


それではまた後ほど。