どんどん距離が近づいて、
S朗と過ごす時間が
長くなって…
一緒に居るのが当たり前になって
係長としてのS朗との距離感が
掴めなくなる
頭が追いついていってない気がした。
二人で過ごす週末は、
彼に家庭がある事を
つい
忘れてしまいそうになる。
（それでも、現実は変わらない…。）
『未来が見えないなぁ。』
って…、
一人言葉に出してみても
現実は何も変えられない。
もっと違うタイミングで
もっと違う出逢い方があったなら
変わっていたのだろうか？
友達と会えば、
結婚とか出産とか。
一番身近な話題を遠ざけたくて、
会えない理由を《仕事》にしてた。
遠ざければ遠ざけるほどに
同期や友達を恋しがった。
諦めるべきだって…思っていた。
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