キャロットクラブの出資馬トランキリテが9日の阪神芝1600メートル2勝クラス混合戦で快勝してくれました。

 ダート2勝クラスで頭打ち傾向が続いて芝路線に替わって2戦目ながら、スタートが決まり3〜4コーナー中間あたりまでハナを切り、いったん後続に飲み込まれそうになりました。しかし、巧みなコーナーワークでなんとかしのぎ、直線ではうちラチ沿いで加速して突き放す一方で着差も3馬身半という見事なレースぶりでした。

 鞍上の鮫島克駿騎手はかつて出資馬だった母シャルールも連勝させてくれたことがありましたし、トランキリテにもこれまでに何度も騎乗してくれていて勝利こそありませんでしたが、きっと悪くない感触はつかんでいてくれたのではないかと思います。今回はスタートも決まったし、また10頭立ての少頭数だったのも幸いでした。

 それでも阪神1600メートルでスローペースだったとはいえハナを切りながら上がり33秒8はなかなかすばらしいと思います。

展開は大きく違いますが、母シャルールが札幌新馬戦で5馬身差圧勝した時をなんとなく思い出し、やはりあの母の仔だなあと思わせてくれるような、わたしにとってはインパクトのある勝利でした。

順調であれば上のクラスでも楽しみになりそうな、強い勝ち方でした。

 出資馬の勝利は2月以来で、今年に入って5勝目となりました。

 松永幹夫厩舎の皆さん、鮫島騎手、そして牧場関係者の皆さん、ありがとうございました。

 これからもさらなる成長を促しながら、どうか無事に、上のクラスでも力を発揮してくれますことを願っています。