5日の福島11レース、ラジオNIKKEI 賞を圧勝したアンビシャスは素晴らしいレース内容だったと思います。
  斤量差と初の小回り、重い芝、そして重めの馬場条件といろんなハードルもあっさりクリア。ここでは他馬とレベルが違ったのでしょう。
  プリンシパルステークスに快勝した後、ダービーを回避してあえてこのレースに目標を絞ってきて見事な勝利を収めた陣営にも拍手を送りたいと思っています。

  アンビシャスは断然、とパドックでも感じたので馬券は馬連、馬単を的中しました。小回りの道悪ならマルターズアポジーも注意と思って3着づけし、3連単をフォーメーションで構築しましたが、ミュゼゴーストも3着づけしてしまっていました。

 土曜の福島10レース猪苗代特別に出走したシルクホースクラブの出資馬ペルセヴェランテは12着と残念な結果に終わりました。
 シルクホースクラブの許可を受けましたので、ホームページから転載します。
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ペルセヴェランテ [父 キングカメハメハ:母 ダイヤモンドビコー]
ペルセヴェランテ
 7/4(土)福島10R 猪苗代特別 1000万下(混)[D1,700m・15頭]12着[2人気]

まずまずのスタートから前に付け、道中は外目6・7番手あたりを追走、向正面なかばで先行勢の直後までポジションを上げましたが、4コーナーで手応えが鈍って後退し、後方で流れ込んでいます。

戸崎圭太騎手「あの位置取りでは前向き過ぎるところが出てしまいますね。テンから一息で行ってしまって、4コーナーではすでにハミが抜けてしまいました。前回のように砂を被ってフワフワするぐらいの方が脚が溜まるし、この馬の持ち味が活きてくると思います」

国枝栄調教師「スタートをポンと出たのは良いけど、そこから外のロードフォワードと一緒にガツンとハミを噛んでしまったからね。あれでは最後までもたないでしょう。逆に勝ったロワジャルダンはフワッと行けてるから、その違いが出てしまったようです。むしろ出遅れて馬の後ろに入れた方が良かったのかもしれません。能力が高いのは分かっているのですが、真面目過ぎるんですよね。まだキャリアが浅いですし、これから競馬を覚えていってくれればと思います。このあとは直接天栄へ放牧に出し、状態を見ながら次走を考えます」

  レースは前半ずっとかかってしまい、人気のロワジャルダンとともに前目のポジションをキープしていましたが、3コーナーを過ぎて手応えがあやしくなってしまっていました。ただ、このメンバーの中、スタートを決めてスッとポジションを取ったあたりは、チラリとセンスは感じました。
 
 未勝利戦勝利後に惨敗した時と同じように前につけてしまうとどうもかかってしまい、現状はまだまだ馬が幼いのもあって、もうアウトですね。

  net.keibaの掲示板ではダートで近走続戦させている国枝栄調教師を非難する書き込みも散見します。
  でも、クラブのレポートでは、ペルセヴェランテはトモのあたりを中心にまだまだ身体的にユルい面が多く、脚元もやや不安な面が残る馬なので、芝でタフな闘いを続けるよりは、血統面の後押しも期待出来るダートを試していったほうがベター、というのが陣営の判断だったのではないでしょうか。

  ダートなら脚元への負担もより少ないはずです。前走東京ダート戦の快勝ぶりを見ても、ダート路線を当面選択しているのは間違いではないと思います。今回は改めて、レース内容も随所に幼さが見える気がしますし、さらなる成長を促す必要があるでしょう。

  ですので、今回の惨敗は大変残念ですが、これくらいのことで「芝へ戻せ」「レース選択に疑問」とかグダグダ文句を言っていては、よくいる「転厩させろ」と連呼する方々と同じでは、とさえ思ってしまいますね。

  一口馬主を続けるにあたって、いつも考えていることの一つは「じっくり、馬の成長を見つめて、馬と付き合っていこう」ということです。
  これは競馬を楽しむ際の基本スタンスでもあるのだけれど、1戦ごとの馬の走りで、勝った、負けたはもちろん中心なのだけれど、あんまり一喜一憂しないことが大事なのではないでしょうか。
  
  それぞれの1走ごとの走りぶりは確かに大事です。
しかし、1走だけで結論を出さない。なぜならば、その時の有利不利や相手関係、気候条件などによって、全然、違った結果が出てしまうことがあっておかしくないからです。
  それよりも、たとえ負けても、どこかでキラリと光る部分を感じないか。いつも自分の感覚を研ぎ澄ましています。
  一喜一憂する人たちは本当に多いですよね。それは普段のレースでも顕著で、前走惨敗すれば超人気薄になってしまうことすらあります。馬券では、その時こそ狙い目。そこで「逆バリ」することで、これまで何回もオイシイ経験をしたことがあります。
  
  たとえ人気薄になっても、実力を持っている馬は強い。一口馬主でも同じことが言えると思います。
  条件によってコロコロ変わる流動的要素と、そうではない本質的部分を見分けて、見きわめていく。それが大事なのではないでしょうか。

  目の前の利益ばかり追い求めて近視眼的になってしまったら、その思い込みが邪魔をして、見えるべきものも見えなくなって、決して分からなくなってしまう。何でも、都合のいいように解釈して自分の性格に負けて、甘くなってしまうのでは、ともおそれます。
   
   「自分の選んだ馬を信じよう。短期的な視点にならず、馬といっしょに、一口馬主としてじっくり応援して、成長していこうよ」と自分自身に言い聞かせています。