宮城県在住のちぃこです。 | *coco room*

*coco room*

シンプルな暮らしとインテリア。

みなさんお久しぶりです。


宮城県内陸に住んでいるちぃこです。


私は無事です!

子どもたちも旦那ちゃんも無事です!

私の家も車も無事です!



停電のため、なかなかブログが更新できずにみなさんにご心配おかけしました。

音沙汰のない私に、たくさんの安否を気遣っていただいたメールをありがとうございました。

本当は一人一人お返事したいところですが、お返事はもうしばらくお待ちいただければと思います。



今回の地震はとてつもないものでした。

みなさんもテレビなどの報道でご覧になっていると思います。


私の地域の震度は7。

ちょうど、キョンタとネネコを寝かしつけようとしていたときで、ベットルームにいました。

その時すごい揺れがきたのです。

運良くベットルームだったので、上から落ちるものもなかったので、3人で布団をかぶり強い揺れがおさまるまで待ちました。

リビングや玄関の方から、食器の割れる音や物が倒れる音がとても聞こえてすごく怖かったです。

まるで1メートルくらい家ごとゆすられているような感覚でした。


余震は続いていましたが、揺れが弱くなったところでリビングを見たら、無残にも棚という棚は倒れ、テレビ台は家の中央に来ていました。(テレビは地震対策してたので倒れませんでした。)

外では雪が降っていましたが揺れは頻繁におきるので、子どもたちに防寒着を着せ外に逃げました。

近所の人たちとかたまり、揺れが落ち着くのを待ちました。


外は電柱が傾き、電線も切れたところもあります。

旦那ちゃんの会社は近いので、地震後30分くらいでかけつけてくれたので一安心。



電気はつかない。電気連動のガスの湯沸かし器の我が家はプロパンガスも使えない。

灯油のストーブがなく、電気を使う暖房器具しかない。

東北の夜は本当に寒いです。

子どもたちには精一杯の厚着をさせて、スキーウエアを着せたりしながら寒さを乗り越えました。


運良く水道が使えたし、家も壊れていなかったので自宅で過ごしていました。

カセットコンロで暖かい食べ物も食べられたし、太陽光発電も家の屋根に乗っていたので、携帯の充電ができたし太陽光が強いときはご飯も炊けたり、ガスの湯沸かし器も使えました。

被災者の中ではかなり恵まれていたと思います。


おとといの深夜、ようやく電気がつながり家では普通に生活できるようになりました。


食料を入手するのは大行列を並んだりしなければならないけど、まだ電気も水道もつながっていない地域がたくさんあるので全然そんなの苦じゃありません!

これから少しずつだけど物流もよくなるだろうし、歩いていける距離にスーパーもあります。



私と旦那ちゃんの実家は沿岸部で、津波でおおきな被害を受けました。

旦那ちゃんの実家は津波ですべて流されてしまい、私の実家も床上浸水でした。

両親の命は助かりましたが、まだ行方がわからない親戚や友人が大勢います。

そんな両親たちを迎えに行きたいのですが、現地に行くガソリンが手に入らない状態です。


命があれば復興できる!

そう信じて前に進んでいくしかありませんよね!!


そんな中子どもたちはいつも笑顔で、本当に救われています。

停電中も毎日笑顔で過ごせたのも、キョンタとネネコのおかげです。


それに、日本各地から来てくださってる復興支援の方々や自衛隊・消防・警察などの公務員の方々。

毎日命を懸けて原発を止めようとしてくださっている電力会社の方々。

募金活動や節電を心がけてくださっている日本中の方々。

みなさんに本当に感謝しています。


普通に生活できることがどれだけ幸せなことか、身に染みて感じました。

まだまだ復興までは時間がかかりそうですが、みんなで力を合わせてがんばって行きます!



ちぃこ。