以下の投稿をご覧ください。
****************引用****************
【独自】今月11日、珠洲市内で牧場を経営している松田徹郎さんと一緒に、孤立状態にある別の牧場へ歩いて向かいました。
牧場は珠洲市の山中にあり、唯一つながる道は地震で崩落。
車では行くことができません。
周辺は発災直後から停電や断水となり、携帯の電波は10日ほど前に復旧したばかりです。
孤立状態となった牧場主は元旦の地震から4日後、要請を受けた自衛隊のヘリによって救出されており、牧場はいまも無人の状態です。
牧場主は電波状況が不安定な中、辛うじて送信できたメールで孤立状態にあることを行政へ伝え、救助を求めたそうです。
自衛隊のヘリで救出された牧場主は〈牧場の名前を出さないこと、牛舎以外の映像を出さないこと〉を条件に、私が現地で撮影した映像の公開を許可してくれています。
危険な崩落箇所を越える必要があるため、好天の日を選んで現地へ向かいました。
孤立状態にある牧場の牛舎は松田さんから聞いた話の通り、
屋根だけを残して完全に倒壊しており、牛舎の周辺にはウサギなどの小動物以外の足跡はなく、静まりかえっていました。
近づくとわずかに腐敗臭を感じ、事前の想像が当たっているかもしれないと思い、覚悟を決めて牛舎の中を覗き込みました。
倒壊した牛舎の中を覗き込むと、1頭の乳牛が立っており、その周辺には天井板らしいコンパネが散在していました。
この牛舎は「つなぎ牛舎」と呼ばれる造りで、30頭の経産牛(搾乳牛)が15頭列になって向き合っています。
人間が来たことに気づいたのか、牛舎の中から牛の鳴き声が聞こえてきました。
換気口から牛舎の中へ入ると、数頭の牛が崩れた柱などに挟まれた状態で死んでおり、
押し潰されずにいた牛たちは怪我や衰弱に耐えながら辛うじて生きているような状況でした。
強い余震が頻繁する中、牧場主が1人でどうにかできるような状態ではなく、自分の命を守るだけで精一杯だったと思います。
元旦以降、能登半島では余震が頻発しており、孤立した牧場に留まり続けるのは大きなリスクを伴います。
救助要請は正しい判断であり、道が寸断されずにいたならば違う結果になっていたかもしれません。
救出までの5日間、牧場主がどんなに悔しく怖い思いでいたのかを想像すると胸が苦しくなります。
松田代表は19日にも孤立した牧場に出かけており、その時の様子を伺うと
「11日には生きていた牛の大半が死んでおり、ごく数頭が生きていた」とのこと。
能登地区には発災前、2市4町に16戸の酪農家が営農していましたが、19日時点で生乳が出荷できているのは6戸のみといった状況です。
松田牧場も出荷ができておらず、停電は19日に復旧しましたが、断水の厳しい状況が続いています。
-----
シェアを希望します。
能登半島地震による一次産業の被害は甚大で、酪農を含む畜産業も被害が深刻で再建できるかどうかわからない状況です。
苦しんでいるのは畜産業だけではありませんが、このような被害があることを広く知って欲しいとの思いから投稿しました。
同行した松田さんも同じ考えです。
****************引用終***************
地震による、畜産動物たちの被害が徐々に上がってきています。
先日は、石川県の水不足の牧場の話を取り上げました。
今回は、石川県の孤立状態にある牧場で、つながれっぱなしにされた牛たちが、
建物の倒壊によって死亡したり、怪我をしたり、衰弱していました。
人が入ってくると、牛の鳴き声が聞こえたとのことです。
「助けて」と言っていたのでしょう。
胸がえぐられる思いです。
11日には生き残っていた牛が、19日には大半が死んでいたと、牧場主が語っています。
勘違いしないでください。
牛たちをこのような状態に追い込んだのは、地震ではありません。
牛乳を飲む人たち、乳製品を食べる人たちです。
人間にとって不必要な牛乳や乳製品を皆さんが好きなときに好きなだけ貪るために、
農家たちは大量に牛を産ませ、大量に牛乳を生産します。
農家たちは生産効率を上げるため、牛たちをつなぎっぱなしで飼育します。
牛と言えば放牧のイメージがあるのでしょうが、放牧をしている農場などごく稀。
ほとんどの農家は、つなぎ飼いという虐待飼育を行っています。
この農場も例外ではありません。
つないでいなければ、違う運命を辿っていた牛もいたでしょう。
皆さんが牛乳や乳製品を欲しがらなければ、この牛たちは元々ここにはいないのです。
ただ皆さんの一時の美味しいという欲を満たすためだけに、牛たちはここに存在し、被害に合い、見捨てられたのです。
冒頭の投稿を行った人は、被害状況や、牧場主の悔しい思いに焦点を当てたかっただけでしょうが、
まず、この被害を場当たり的に嘆いても意味はありません。
「この先、同じことを繰り返さないためには何をすべきか?」を考え、行動しなければ、また同じことが起こるだけです。
そしてその度に、場当たり的に嘆くだけです。
また牧場主は悔しいなどと言いますが、視察をして、何もしないまま、牛を見殺しにしています。
生きている牛のロープをほどき、屋外に出せば、自分の力で生きて行けます。拘束したままでは死亡します。なぜ放さないのか?
— ヤブキ レン (@yabukiren0) January 20, 2024
何かあるたびに、どうぶつを利用した人間側の被害ばかり訴えられていますが利用されている側の「どうぶつ達」は毎日が監禁と虐待と搾取被害の連続です。…
****************引用****************
生きている牛のロープをほどき、屋外に出せば、自分の力で生きて行けます。
拘束したままでは死亡します。
なぜ放さないのか?
何かあるたびに、どうぶつを利用した人間側の被害ばかり訴えられていますが
利用されている側の「どうぶつ達」は毎日が監禁と虐待と搾取被害の連続です。
その事を考えられる人が少な過ぎる。
自然の猛威のさいに自分だけ逃げるなど、どうぶつ達に愛がない証拠であるが
当事者たちは最後には殺すどうぶつを「家族のように育てている」とウソをつく。
これがどうぶつ利用産業の現実であり、こんな事も分からない者達が現地搾取者の背後を取り囲むように、うんざりするほどいる。
その者達によって、その産業が成り立っている。
その者たちは、この現実をどう考えるのか?
****************引用終***************
地震が起きた時や、11日に訪れた際に、牛たちのロープをほどくことだって出来たはずです。
そうすれば牛たちは、自力で生き残ることができたはず。
もちろん牛を繋いだままにしておかないと、色々と牧場主にとってまずいことがあるのでしょう。
そもそもが彼らにとって牛は、家族ではなく、「商売道具」。
生き残っていれば、金となる牛乳を生み出す機械ですから、
外に逃がして大半を生かすよりも、逃がさずに少数でも生き残った方が利益になります。
それに外に逃がすことで、人間都合のトラブルが起こる可能性もあります。
災害がなくとも、そもそも乳牛たちは、酪農家たちに虐待だらけの生涯を送らされます。
↑酪農の実態をまとめた記事です。
牛乳を飲む方、乳製品を食べる方は、全てしっかりご覧ください。
牛乳・乳製品の生産方法(酪農の実態) | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ VEGAN ~ (chirotsugu.com)
牛乳・乳製品の生産方法(酪農の実態) | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ VEGAN ~ (chirotsugu.com)
酪農家は、牛を家族などと言いますが、そんなものは嘘で、日頃から平気で虐待を行い、用済みになればと殺場に送ります。
乳牛は殺されないなどと思っている人が多いのでしょうが、殺しまくってますよ。
家族を死刑場に送る人がどこにいるのでしょうね。
これが彼らの本質です。
以前の大震災の時にも、多くの家畜動物達は被害に合い、生き残った動物達も放置されたり、処分され殺されました。
災害のときは、畜産動物は真っ先に見捨てられます。
今回、同じことを繰り返しただけです。
災害の時だけ場当たり的に、可哀相などと思ったところで何の意味もありません。
畜産がある限り、このような事が起こるのですから。
今や、日本中どこで同じような事が起きても不思議じゃないし、それを予測できたとしても防ぐ事は出来ない。そして起きてしまったらいくら耳障りのいい言葉を並べたところで見殺しにするしかないのは分かりきっていること。
— トロ (@toro6221) January 20, 2024
結局、この界隈の人たちにとって『命』とは唯一ではなくて替えが効くもの。 https://t.co/4zSunhmhrX
冒頭の投稿で学ぶべきことは、畜産はなくさなければならない、ということです。
牛乳を飲むのをやめ、乳製品を食べるのをやめましょう。
※リブログ、SNSなどへのシェア、引用は、ご自由にお願いします。 確認は不要で