今日から、また寒くなるそうです。
冬に備えて、ダウンジャケット、ダウンコート、羽毛布団などを購入される方もいらっしゃるでしょう。
ダウン・フェザー、羽毛製品の購入を予定している方は、以下の動画をご覧ください。
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H&Mのような企業は、人々がダウン産業について知ってしまうと、儲けが減ることを知っています
だから、企業は「レスポンシブル」と言い続けて責任逃れをしているのです
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PETAによるダウンの生産の調査映像です。
ダウンの残酷さが広まってから、一部のアパレル企業は、そのイメージを払拭するために、
Responsible Down Standard(レスポンシブル・ダウン・スタンダード)認証を受けている農場から仕入れを行うようになりました。
その1つのが、我々日本人もよく知っている「H&M」。
レスポンシブルとは「責任ある」と訳されます。
Responsible Down Standardとは、「責任あるダウン調達基準」という意味です。
Responsible Down Standard 認証は、「RDS認証」と略されます。
RDS認証は本来、虐待された鳥の羽毛が製品に使用されていないことを保証するためのものです。
しかし、RDS認証を受けた農場の実態を調査すると、それがまやかしであることが分かります。
こちらは、ロシアの農場で撮影された映像です。
RDS では、「水鳥は意識を取り戻す前に気絶させてから殺す」と規定されていますが、
ある農場のガチョウは、気絶処理なし、麻酔なしで、斧で首を切られました。
職員はガチョウの首を斧で5回も切り、その死体を雪の中に投げ込んだ後、笑っていました。
別のガチョウは、7回殴られながら恐怖で叫び声をあげ、
その後、鳥の翼と足が5分以上痙攣しているのが見られたそうです。
以下は、ベトナムの農場で撮影された映像です。
とある農場では、アヒルは不衛生な小屋に詰め込まれ、
金網の上で生活させられたり、糞が散乱した土の上に閉じ込められたりしていました。
病気にかかっている鳥や、ケガをしている鳥がおり、
歩行が困難であったり、全く立ち上がれないものも多くいました。
職員は、この動けないアヒルの首を掴んで放り投げました。
瀕死の鳥は放置され、その死体は他の鳥たちから見えるところに放置されました。
この苦しい生活を過ごした後に、と殺されます。
RDS任職を受けた屠殺場ですが、アヒルを踏みつける職員がいました。
フックに吊るされた鳥たちは、気絶処理が行われます。
電気が流れる水槽に入れられるのです。
しかし、多くの鳥は意識を失いませんでした。
その後、作業員がナイフで鳥の首を刺し、ぶら下がったまま出血させ、多くの鳥はその後1分以上動き続けました。
ブローカーが羽を集めていた村では、アヒルは気絶処理なしで、ナイフで首を切られました。
これらがRDS認証を受けた農場の実態です。
H&Mなどの、これらの農場からダウンを仕入れているわけです。
責任あるダウン調達基準と言いますが、この実態をバラされても何の責任も取ってないので、無責任極まりない認証ということです。
そもそもダウンの生産とは残酷なものであり、動物虐待をせずに生産するなど不可能です。
動物虐待をしたくないなら、生産しないことです。
しかし、企業は動物虐待をしたくないではありません。
企業は儲けたいだけです。
動物虐待があろうがなかろうがどっちでもよく、儲かればそれでいいのです。
そこで、責任あるダウン、つまり、動物を優しく扱った上で生産された農場から仕入れているという宣伝をするわけです。
そうすると、無知な消費者や、欲のために買うことを正当化したい消費者などが購入するようになります。
こうして、企業は儲けるわけです。
実際に責任あるかどうかは、企業としてはどっちでもよく、調べる気もないでしょう。
消費者がダウン自体の購入をやめない限り、こういったインチキ商売は今後も続いていくでしょう。
以下のリンク先の最後に、RDS認証のダウンを販売する企業に送るメールアクションがあります。
本文は自動で入れられていますので、
名前、苗字、国、メールアドレスを記入後、送信ボタンを押すだけです。
ダウンとフェザーの最大の輸出国は、中国とハンガリーです。
他には、ポーランド、ロシア、ウクライナ、ドイツ、カナダなど、色々な国がダウンを生産しています。
水鳥の体から羽を取る方法は、生きた鳥からむしり取る方法と、死んだ鳥から取る方法があります。
生きた鳥から手でむしり取る方法は、ライブハンドプラッキングといいます。
家畜として飼育されている水鳥たち。
毛が生えそろうと、首をつかまれながら、作業場に連れていかれます。
そして、足を縛られ、
羽根を引きちぎられるのです。
鳥への痛みは一切無視して、胸から腹にかけて引きちぎっていきます。
鳥たちは痛みのあまり、終始、悲痛な叫び声をあげます。
鳥が暴れないようにするために、首を踏みつけながら作業を行う作業員もいます。
このため、骨折や窒息をする鳥もいます。
鳥たちは皮膚が裂けるほどの傷を負い、血を流すことがあります。
傷を負った鳥は、獣医師資格のない作業員たちに、麻酔なしで針で傷口を縫いつけられます。
傷を負わされた痛みに、さらに針で縫われるという痛みが加えられるのです。
こうして数十分間、痛めつけられた後に、ようやく解放されます。
作業員の手から離れた鳥たちは、痛みや恐怖から逃れようと、その場から走って隅の方に逃げます。
作業後、あまりの痛みにピクピクと痙攣しうずくまって動けない鳥もいます。
暖の役割を果たす羽を奪われた鳥たちは、水の冷たさや寒さから身を守ることができず、死んでしまう鳥もいるのでしょう。
生後12~14週間で1回目のプラッキングが行われ、
およそ4~5年の間、約6週間おきにこのハンドプラッキング作業が繰り返されます。
羽毛を生産できなくなった鳥は、
屠殺工場に運ばれ、フックに足を掛けて逆さに吊るされ、首の動脈を切られ、出血多量で死亡します。
屠殺後は、食用もしくは飼料用として出荷されます。
死んだ鳥から取る方法は、手で取る方法と、機械で取る方法があります。
それぞれ、ハンドプラッキング、マシーンプラッキングといいます。
肉、卵、フォアグラのために繁殖させられた水鳥。
食肉用の水鳥は生後1~3ヵ月くらい、フォアグラ用では4ヶ月足らず、採卵用の鳥はおよそ数年で、
生産性が下がって用済みになり、と殺場へ運ばれます。
そして、フックに足を掛けて逆さに吊るされ、首の動脈を切られ、出血多量で死亡します。
Alicia Silverstone Helps Uncover the Cruelty of Down
この殺された鳥たちが、プラッキングマシーンという機械で毛を取られます。
見た目はあれですが、すでに水鳥は死んでいますので、この時には痛みは感じていません。
いわゆる副産物です。
副産物だからといって虐待にならないなどと言う方々いますが、もちろんそんなわけがありません。
主産物の生産自体が虐待に満ちているからです。
鳥肉、フォアグラ、卵などの動物利用産業はすべて、
狭い環境に閉じ込めたり、麻酔なしで体の一部を切りとったり、強制給餌をさせるといった、虐待的な飼育を行なっています。
フォアグラはさらに、太いパイプを口にさしこみ、強制給餌を行うという、凄まじい虐待が行われています。
つまり、マシーンプラッキングで採取したとしても、その生産過程が残酷なので、
ライブハンドプラッキング同様、残酷なのは何も変わりありません。
副産物だから、このような残酷な扱いをされても虐待じゃない、と言う方は、
実態を何も知らないか、非常に共感力が乏しく倫理観が壊れてしまっている方なのでしょう。
業界は、ダウン・フェザーの90%以上は、食用の水鳥などの死骸から取ったものであると主張していますが、
50~80%が、より儲かるという理由で生体からむしり取られたものだという推計もあります。
利益が絡み、平気で嘘をつく業界側の言うことなど、何のあてにもなりませんし、
結局はどちらも残酷極まりない生産過程をたどっています。
それにあなたの購入したダウン・フェザー製品が、
ライブハンドプラッキングによって採られたものか、マシーンプラッキングで採られたものかなんて、どうやって見分けるんですか?
仮に、販売側が、マシーンプラッキングによって採ったものと主張しようと、一体誰がその確認を行うんですかね?
そんなのいくらでも詐称できますよ。
販売側が仕入れ先に騙されている可能性だってあります。
動物保護団体の調査により、RDS認証を受けた複数の生産農家が、実はライブプラッキングを行なっていたことが明らかにされています。
利益の絡んだ側の主張や、認証なんて、何の意味もないのです。
自然に抜け落ちた羽を拾い集めていたら、供給が全く追いつきませんし、儲かりません。
ダウン・フェザーが当たり前のように存在している時点で、大量生産している、つまりは虐待的に生産されているってことです。
つまり、あなたがダウン・フェザーを買うことは、あなたが鳥たちを虐待していることと全く同じです。
買わなければいい話です。
いくらでも代替素材があるのに、そこまで意地になって、ダウンやフェザーの商品を買う必要はないでしょう。
ダウン・フェザー商品を買うのをやめてください。
こちらは植物性のダウンコートを販売するKapok Knot(カポックノット)さんの紹介動画。
カポックというインドネシア原産の木には、画像のような木の実が300個ぐらい生えているそうで
この木の実の中に、ふわふわの綿が入っているそうです。
これを使ってダウンの代替製品を作っておられるのが、こちらKapok Knot(カポックノット)さんです。
二階堂ふみさんは、昨年、Kapok Knot(カポックノット)さんとコラボして、
コートを作って、モデルもされていました。
こちらが、そのコートを紹介したときのインスタライブ。
まさに植物性のダウンコートだとおっしゃられていた、二階堂ふみさん。
興味のある方は、こちらのページから購入できます。
他の商品も動物は使われていませんから、気になったものがあれば、ぜひ購入して応援しましょう。
以下、アニマルフリー(動物性素材を使わない)ブランドをまとめておきます。
Embassy of Bricks and Logs(春夏物 カバン靴 秋冬物)
私は4年前に、Matt & Natでヴィーガンのバッグを購入して今も使っています。
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