アザラシはその見た目の可愛さから人気があり、多くの水族館で展示されたり、ショーをやらされたりしています。
水族館も問題ですが、より問題視されているのは、毛皮のためのアザラシ猟です。
以下は閲覧注意ですが、毛皮を買う方はご覧ください。
赤ちゃんアザラシを見つけた狩猟者。
棍棒を振り上げ、無抵抗のアザラシを撲殺しました。
恐怖で鳴き叫ぶアザラシを、何の慈悲もなく殴り殺します。
こん棒、銃、hakapikという道具などを使って、金儲けのためにアザラシが無惨に殺されていきます。
タテゴトアザラシの97%が、3か月以内の赤ちゃんです。
これはカナダで合法です。
カナダでは、タテゴトザラシは狩猟対象になっており、32万5000頭の狩猟が許可されています。
毎年、数万頭ものアザラシが、毛皮のためだけに、このように残酷に殺されているとのことです。
しかも、そのほとんどが赤ちゃんのアザラシです。
なぜ赤ちゃんなのかは不明ですが、おそらく品質の問題だと思われます。
基本的には殺してから毛皮を剥ぐようですが、
狩猟をやるような人間ですから、当然のことながら雑な輩は一定数おり、
できるだけ多く採りたいがために、生きたまま剥ぐケースもあるとのことです。
****************一部引用****************
カナダの東海岸沖では猟師たちがアザラシの赤ちゃんを殺すために奔走します。
狩猟解禁と共に 数百から数千隻の船が一斉に狩猟に乗り出します。
そして できるだけ早く多くの赤ちゃんアザラシを殺す競争になっています。
殺す対象は 無抵抗の生後間もない赤ちゃんアザラシたちです。
赤ちゃんアザラシは、幼すぎて逃げることもできないまま、銃で頭を撃たれるか、ハカピクと呼ばれる先のとがったこん棒で撲殺されます。
殺されたアザラシたちは、完全利用が目標にも関わらず その90%は廃棄され 毛皮だけが利用されているのが実態との報告があります。
急ぐあまり いきたまま毛皮を剥ぐとの目撃情報もありました。
毛皮をはがされた後の赤ちゃんたちの遺体は海に投げ捨てられるか、そのまま氷上に捨てられ腐敗していきます。
現在、EU加盟国28カ国、ロシア、カザフスタン、ベラルーシ、メキシコ、アルメニア、台湾、米国の35カ国がアザラシ製品の取引を禁止しています。
日本はアザラシの赤ちゃんの大量殺害を容認しています。
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毛皮は、アザラシに限らず、そもそもが生きたまま剥がれることがほとんどです。
人間は、金のためなら何でもやります。
毎度のことながら、こんなことを容認していて世界平和などと、どの口が言うのか。
毛皮に限らず、動物性の繊維、革の生産は、すべて最悪です。
ウール
ダウン・フェザー
アンゴラ
アルパカウール
カシミヤ
モヘア
シルク
革
動物繊維を使用した衣類を買うということは、動物虐待、動物の殺戮を容認しているということです。
賢明な消費者がこの裏側に気づき、買うことをやめない限り、動物達の苦しみは一生続きます。
動物性のものは買わないようにしてください。
衣類や小物やアクセサリーは、今使っているものを限界まで使う。
どうしても必要な場合は、タグを見て、動物性の素材が含まれていないか確認する。
中古のものを買う。
などの工夫をお願いします。
ペットのおもちゃ、バッグ、家具、車の座席の素材なども注意してください。
↓ アザラシ猟反対の署名です。
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