生き生きとした盲導犬を見たことがない | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

パラリンピック開会式で、選手が盲導犬とともに入場していました。

 

 

 

盲導犬の一生とはどのようなものなのか。

 

LIAのインスタグラムより。

 

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本日よりパラリンピックが開催されますが、開催前に視覚障害者の聖火ランナーの方が盲導犬と一緒に聖火を運ぶ姿も見られました。

視覚障害者の目となり働く盲導犬の寿命は12~13年との調査結果がありますが、その短い一生で共に過ごす相手が最低5回も代わります。

盲導犬を産むための繁殖犬から、盲導犬となるために生まれた子は、母犬や兄弟姉妹と共に過ごせるのは、約2ヶ月だけです。


その後、盲導犬になるためにパピーウォーカーと呼ばれるボランティアの家庭で1歳になるまで過ごした後、訓練を受ける盲導犬育成団体へ引き渡され、訓練や試験にクリアすると、盲導犬の使用者の元で盲導犬として約10歳前後まで働き、引退したら引き取り先へ引き渡されます。

盲導犬は、排泄の制限、鳴き、吠え、走りは厳禁、人や犬とのスキンシップも禁止など、犬の本質を否定することに基づいており、重く固いハーネスを背負っての仕事中は、排泄を我慢させるために飲み水も制限され、真夏の炎天下のなかでも働きます。


そして真夏でも毛が飛ばないよう全身を被う服や雨具も着せられています。

使用者のなかには、指示に従わない犬を叩いたり蹴ったり、排泄の後始末が面倒だからと、水や食事は最低限にするといったこともあるようです。

今までに、楽しそうに生き生きとした表情で働いている盲導犬を見たことがありません。

人間に利用されるどうぶつは皆、本来の姿を失っています。

どうぶつを利用する時代はもう終わりにして、これからは盲導犬ではなく、人間のガイドヘルパーへ移行する時代なのではないでしょうか。

 

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投稿にある通り、盲導犬は少なくとも5回、飼い主を変えられます。

 

 

① 繁殖家庭(生まれる)

② パピーウォーカー家庭(人慣れ)

③ 盲導犬育成団体(訓練)

④ 盲導犬のユーザー(労働)

⑤ 引退後の引き取り先

 

良い子にすればするほど、適正と判断され、飼い主に裏切られ続けます。

理不尽です。

 

適正があるので、殺処分される予定の犬を使っている、とかではありません。

わざわざ盲導犬用の犬を繁殖しています。

 

盲導犬の犬種は主にラブラドール・レトリバーです。

 

 

排泄の制限、
鳴き・吠え・走り厳禁、
人や犬とのスキンシップ禁止

 

など、犬の本能を、訓練により全て抑えこまれます。

 

中には、体罰によって訓練を行う団体もあるとのことです。

 

 

私は小型犬のメリーを飼っていますが、健常者の私ですら、犬の世話をするのは決して楽なことではありません。

毎日2回の散歩、餌やり、週1回のお風呂、日々のスキンシップ。

日々、この目で毎日観察してるからこそ、普段と異なる微妙な変化に気づくことができ、対処ができ、健康管理ができます。

ここまでやってようやく、お世話、と言えるわけです。

 

つい先月は、足を舐めすぎるためか、足の先が赤くなっており、病院に連れていきました。

このような変化は、日々観察していない限り、ケアするのは不可能です。

 

動物をお世話をするというのは大変なことなのです。

障害者の方が、しかも中型犬の子を、しっかりきちんと世話できるとはとても思えません。

他の家族の方が面倒を見ていない限り、不完全な世話になっていると容易に推測できます。

 

 

2014年に盲導犬のオスカーに刺し傷のようなものがあり、飼い主が外に連れ出している途中に、誰かに刺されたのではないかと世間を騒がせました。

話題になったため、警察が必死に捜査するも、犯人は見つからず。

 

しかしその後、その刺し傷は実は皮膚病だった可能性が出てきたそうです。

結局、真相は分からずじまいのまま、刺し傷のようなものは治ったとのこと。

 

周りが大騒ぎしすぎたという問題はありますが、そもそもが刺し傷なのかどうかさえ、判断できないことに問題があります。

まさに、ケアができていないよい例です。

 

引退後に引き取ると

長年狭いケージに入れられていたための大きな座りダコ、
痩せすぎ、
重病発覚、
犬種本来の特性の欠如・回復不能

など、ケアできていないことが発覚するケースが後を絶たないとのことです。

 

 

そして、指示に従わなかったり、気に入らなかったりすれば、虐待する輩までいます。

やりたくもない仕事を強制して、世話をしてもらっておきながら、虐待するなどありえないことですが

障害者全員が良い人だと思ったら大間違いです。

 

私は大学生の頃に、夫婦で障害のある方のサポートを、アルバイトで行ったことがあります。

お2人とも優しくしっかりした方でしたが、お2人がしきりにおっしゃられていたのは、

「日々障害者の人と接しているが、非常に常識のない障害者の方は多い」ということです。

 

つまり、健常者か障害者かどうかと、良い人か悪い人かどうかは関係がありません。

なので、虐待が頻繁に起こる、というのは容易に想像ができる話です。


 

室内でも短いリードで繋がれ、散歩も一切させない輩もいる。

「走らせる必要はない、食事は1日1回」と公言する団体もある。

重く固いハーネスを背負っての仕事中は、排泄を我慢させるために飲み水も制限され、夏の日中に熱中症で倒れたケースもある。

 

盲導犬の尻尾は殆ど下がったまま。

 

盲導犬はストレスが多いので、同種の家庭犬より短命と言われています。
業界はこれに否定していますが、寿命データを公表しないので事実でしょう。

 

 

2014年時点では、障害者38万人に対し、盲導犬の使用者はたったの1031人だったそうです。

 

たったの0.27%です。1000人に3人も利用していない。

これは、「盲導犬がいなくても障害者は生活ができる」という結論が出ていることに他なりません。

 

つまり障害者にとって、盲導犬は必要ない、ということです。

最低限の生活ができるにも関わらず、便利になるからといって、犬を無理やり生ませ、奴隷にするのは間違っています。

 

 

盲導犬育成団体は、育成費として1頭200万円がもらえるそうです。

金が絡んでいるので、必要がないという結論が出ているにも関わらず、やめようとしないし、経費を削って雑にこなす団体も出てくるというわけです。



ACジャパンは、「盲導犬がかわいそうは誤解。飼い主と一緒にいるのが幸せ」などというCMを流しました。

動物達が声を出せないのをいいことに、自分達に都合の良いことを我々に吹き込み、我々を洗脳します。

 

 

盲導犬は、制限だらけの一生など望んでいません。

当たり前のことです。

 

盲導犬システムに、反対してください。

 

 

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