超残虐 & 無法状態な日本の闘犬文化 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

LIAのヤブキさんが、オンラインマガジン「トコナ」から取材を受け、闘犬についての詳細を答えておられました。

 

LIAは、動物犯罪の告発を3500件以上、行ってきた団体です。

 

私は、茨城県の動物愛護団体代表が虐待を行っていた事件で、初めてLIAを知りました。

 

LIAは、潜入調査なども行っています。

日本における動物・環境問題の専門家集団です。

 

 

そのLIAの代表ヤブキさんが語る、「闘犬」。

 
非常に貴重な記事です。
 
 
****************一部引用****************
 
 
 
 
――現在の日本における闘犬の実状を教えてください。
 
現在も一部のマニアの間で行われています。
 
しかも、どちらかの犬が倒れるまで行う「デスマッチ」という闘犬も行われています。
 
もちろん、双方が血だらけになりますが、負けた犬は「もう使い物にならない」とされたら、そのまま死ぬか棄てられます。
怪我をしても獣医に見せることなく、ブリーダーなどが自分の裁量で手当てすることが多いです。
 
 
――現在、日本にはどれくらいの闘犬業者があるのですか?
 
昨今では明確に禁止する自治体も若干増えましたが、それでも私が把握している限り東北・関東・九州で少なくとも5カ所あります。
 
正式な闘犬のブリーダーや、全土佐犬友好連合会などが催している公に開かれたイベントでなく、チンピラ風の人たちが自分の見栄を張るためなのか闇で飼い犬同士を闘わせているケースもあるので、実際はもっと多いと思います。
 
 
――ブリーダーはなぜ闘犬を行うのですか? 掛け金で利益を得るためなのでしょうか?
 
賭け金以上に、喧嘩に強い遺伝子を持つ犬が売れるからです。
数十万はざらで、100万円を超える値がつく闘犬も多々います。
一方で負けてしまった弱い犬は繁殖には使われず、「咬ませ犬」にされたり、殺されたり、治療もされず死んだりしています。
 
喧嘩っ早くて強い犬だけが生き残り、繁殖に使われ、その交尾や、オスの仔犬が高額で販売されるのです。競馬で速い馬の遺伝子が高額で取引されるのと同じで、ブリーダーの金儲けの都合ですね。
 
 
――闘犬は仔犬の頃から闘犬になるように教育されるのですか?
 
はい、闘犬はオスのみ(メスは繁殖用)がケージの中で1匹ずつ飼われますが、仔犬の時から、喧嘩に慣れるように弱い犬が「噛ませ犬」としてあてがわれます。
「噛ませ犬」は訓練している犬より弱ければよいわけですから、犬種はさまざまです。
 
そして、死なない程度の喧嘩に慣らされていきます。
飼い主の言うことを聞き、犬とは喧嘩するように調教されるのです。
 
 
――ひどい環境ですね。その調教に人間の暴力は伴うのでしょうか。
 
木刀や竹刀で叩かれてる犬もいますし、ゴルフクラブや野球のバットを使う者がいるという連絡を受けたこともあります。
 
*******************************************
 
 
どちらかの犬が倒れるまで行うという闘犬「デスマッチ」。
 
不運にも、このような人間達に飼われてしまった犬たちは、闘犬として無用に戦わされ

 

 

傷だらけにさせられます。

 

 

人間の一時の刺激のために、犬はボロボロになることを余儀なくされるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この子は顔中が縫われていて、かなり悲惨な姿でした。

画像は一部だけにしておきましたが、全体の画像はこちらで見れます。

 

 

 

若い闘犬に噛ませ、その闘犬に自信をつけさせるだけに存在する、噛ませ犬と呼ばれる犬もいます。

 

 

このプードルの子は、噛ませ犬として、さんざん噛まれ、役に立たなくなり捨てられたそうです。

 

一時の刺激が欲しい人間、ギャンブル狂、主催者側の金儲けのために、犬たちは無用に傷つけられます。

 

 

 

情けないことに、こんなものを文化という日本人たちがいるんですね。

 

 

 

この光景を見て、誰も異議を唱える大人がいなかったのでしょうか。

 

 

 

 

こちらのページで、青森の闘犬の様子が動画で見れます。

 

*******************************************

 

1メートル超の土佐犬2頭がとっくみ合い、かみつき合っていた。

その目は充血し、顔は血で染まる

「押せ押せ!」。

血しぶきが点々とする柵の上に設けられたいすから、飼い主が土俵に向かって怒号を飛ばす。

 

*******************************************

 

 

 

以下は、闘犬が趣味で3頭の土佐犬を所有する父親をもつ、娘さんの苦悩です。

 

-------------------------------------------

-------------------------------------------

 

 

バットやスコップで叩く、蹴とばす。

怪我や病気でも放っておく。

 

闘犬なんかをやってる人間ですから、何も不思議なことはありません。

犬を大切にできる人間であれば、闘犬なんてやらないわけですから。

 

 

 

8/23、9/20、10/25に、闘犬が予定されています。

 

 

こちらが、環境省宛てのメールアクションです。

 

 

結局、7/26の釧路の闘犬も詳細は不明。

コロナだからといって自粛するような連中ではありませんので、行われたのは間違いないでしょう。

 

 

にほんブログ村 猫ブログへ にほんブログ村 犬ブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ヴィーガンへ