animalrightscenterのインスタグラムより。
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普通に考えたら、生殖器という敏感な部分を麻酔なしで切除するという事は本来あり得ない事です。
答えは簡単、動物に対して何の思いやりも配慮もない、しなくても良いとされる社会を消費者と企業が作っているからです。
動物は人間よりずっと劣っているので何をしても良い、動物は人間に利用されるためにある、などという完全な利己的な考え方が一定量存在しますが、
非人道的な事を動物にならしても良いのか、という事を全員が改めて考え、良くないのならば声を上げることが必要です。
人間が生きやすい社会にするためにも。
(動物が尊重される国は人間にとっても生きやすい国)
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普通に考えたらありえないことが、普通に行われている。
それが畜産です。
それが動物利用産業です。
麻酔なしの去勢は、生後1週間の子豚に対して行われます。
生後1週間以内に行われる虐待は、他にもあります。
まずは、歯切り。
ニッパーで、「無麻酔」で歯を切断されます。
激痛です。
皆さんが麻酔なしで歯を抜かれたことを想像してもらえばよいでしょう。
60%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
「子豚がお母さん豚の乳首や、ほかの豚の尻尾や耳を傷つけることを防ぐ」という理由だそうですが
実はこの歯の切断はやってもやらなくても変わらないということが多くの農場で確かめられいるとのことです。
そのような事実を勉強もせず、日本の農家の多くは、思考停止でこの虐待を続けているということです。
次に、尻尾の切断。
同じように、「無麻酔」で尻尾を切断されます。
尻尾にはしっかり神経が通っていますので、激痛です。
自分の飼っている犬猫が、麻酔なしで尻尾を切られた時を想像してみるとよいでしょう。
80%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
「過密飼いのストレスからお互いを傷つけあうことを防ぐ」のが理由。
食用豚たちは、過密飼育のストレスフルの状況で拘束されます。
あまりにもやることがなく、ストレスが溜まっているため、仲間の尻尾などをかんでしまうことがあるようです。
要するに、飼育状況を快適にすれば、起こらない話です。
わざわざストレスフルな状況を作って、問題行動をおこさせ、根本的な改善は行わず、尻尾を切って痛めつけて対処を行っているということです。
これらの虐待行為は、母豚の前で行われることがあります。
母親の皆さんなら、母豚がどのような気持ちになるのか、想像できるんじゃないですか?
繁殖用のメス つまり 母豚は、非常に残酷な環境で飼育されます。
それが妊娠ストールという、この狭い檻です。
ずーっと、この狭い、方向転換すらできない檻の中で、母豚たちは一生のほとんどを過ごすことを強制されます。
豚だから平気なのでしょうか? そんなわけがありません。
妊娠ストールを採用している日本の養豚場は88.6%です。
つまり、日本の母豚たちのほとんどが、このような監禁状態のまま一生を過ごします。
そして、無理やり交尾をさせられるか、無理やり人工的に妊娠させられます。
そして、精神的に追い詰められ、無気力、うつ状態にされ、異常行動を行うこともあります。
妊娠ストールを用いる理由は、母豚たちの受胎・流産の確認や給餌管理がしやすいためです。
良いように言っていますが、要するにその方が楽で効率がいいから、ということです。
出産前になると、分娩ストールという檻にうつされます。
ここで、生まれた子供たちは、母豚の母乳を吸って大きくなります。
この檻も、妊娠ストールと同様、非常に狭い檻です。
子育てのときまでこのような狭い檻に閉じ込めるのです。
母豚は、立つか座るか寝るかしかできませんので、子供とコミュニケーションを取ったり、具合の悪そうな子を気にかけることもできません。
分娩ストールを用いる理由は、母豚が子豚を踏みつぶすのを防ぐためといいますが、結局、子供たちは踏みつぶされています。
この分娩ストールの期間は、21日間です。
それから、子供たちと、母豚は離れ離れになります。
母豚はそれから、また種付けが行われ、また妊娠ストールに入れられ、出産前に分娩ストールにうつされます。
これらが延々と繰り返されるた後、3~5歳で殺されます。
この何の楽しみもない、苦しみだけの生活を過ごし、最後はと殺場に連れていかれます。
トラックでぎゅうぎゅう詰めにされ、運ばれます。
ストレスで豚たちの間で闘争が起こることもあります。
と殺場で豚を移動させる際に、スタンガンが使われることがあります。
豚たちは、悲痛な叫び声をあげます。
暴力を奮って、移動させる人間も少なくありません。
毎日、殺しという暴力が行われている場所です。
普通に考えて、これくらいやる人間がいて当たり前でしょうね。
と殺場では、前日搬入されることもあり、と殺されるまでありえないほど過密な場所に詰め込まれます。
もう、まともに立つことすら出来ていません。
一晩中、闘争が起こり、悲痛な叫び声が繰り返され、眠ることすらできないようです。
どうせ殺すからと、飲み水すら与えられません。
そして、最後は首を切られて、出血多量で死亡します(閲覧注意)。
これが豚に起きている現実のほんの一部です。
感謝して食べればいいとか、いただきますに意味があるとか言いますが、
感謝されたら、切り刻まれても、汚い場所で監禁されても、暴力を奮われてもいいってことですかね?
何の意味も価値もない、建前だけの言葉です。
私も長年目を反らしてきたことではありましたが、
豚が職員に暴力を奮われている動画を偶然ネットで見かけて目が覚め、その日から肉を食べるのをやめました。
動物虐待に反対と言いながら、肉を食べて動物虐待に加担していては意味がありません。
ペットだとか、家畜だとかは、人間が、人間の都合で、勝手に決めた分類です。
豚も、犬と何も変わらない、感情のある生き物です。
I've t-ed this before but for new followers: the gentle, loving #pigs on the left, unless they are in a sanctuary, will soon be no more. The #dog on the right will keep being treated as part of the family. Same intelligence, same sentience, same emotions. pic.twitter.com/IGBJfWe44t
— Juliana (@juliana_monty) October 7, 2020
冒頭の麻酔なしの去勢の投稿で、悲観するコメントをされる方が多い一方で、肉をやめる宣言をした人はごくわずか。
肉を食べ続けるのであれば、豚を麻酔なしで切り刻むことを支援し続けるってことです。
豚肉を食べながら、嘆いて農家の人を責めたところで何も変わりませんよ。
ペットショップでペットを買っておきながら、悪徳ブリーダーを責めるようなものです。
自分を変えられない人が、どうやって他人を変えるというのでしょう。
肉からしか摂れない栄養はありません。
美味しいという欲のために、豚を切り刻むことを支援しないでください。