愛情を持って育てるとは? | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

今から紹介する投稿を書かれた方は、畜産農家の娘さんです。

 

畜産農家の関係者だと、動物を食べること、虐待的に飼育することに関して、数々の言い訳が飛んできそうな気がしますよね。

それこそ、愛情を持って育てている、家族と思って育てている といった、お決まりのセリフが。

 

しかし、なんと彼女はヴィーガンです。

 

 

 

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畜産業の人がいう愛情を持って育てるとは?

 



以前フォロワーさんに質問をされたので父の考えをこちらにも書かせていただきます

一個人の考えで他の畜産業の方がどう思われているかわたしはわかりません

【父の言葉】

愛情を持って育てるとは自分は聞いたことが無い
本当に愛情を注ぐとしたら殺す事は出来ないから【経済動物】として割り切って仕事をしている

きちんとお世話をする事は命を扱う上で当たり前のこと

誰が悪いわけでもなく世の中の流れがこのようになってしまって経済動物とされている

それに気づいた人達がそれぞれ生き方を変えていけば良いと思う

そう父は話していました

これを聞いてどう思うかは人それぞれだけどこれが父の意見です

祖父が始めた事なので父も本当にやりたかったことでは無かったかもしれません

動物性の物をみんなが食べなくなったら畜産業の人が困るでしょと食べる事を正当化する人

この先菜食の人がどんどん増えて畜産業が無くなったとしたら
全国、全世界の農家さん達の今後の生活の支援をしてくださるのでしょうか?

きっとほとんどの人達が周りに合わせて食べない選択をすると思います

牛さんにも心があります



動物達を殺す人
動物達を食べる人
動物の犠牲に加担する人を

恨んでしまう気持ちも正直なところあるのです

わたしにも牛さんと同じように心があるから

 

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このお父さんの言葉が本質だと思います。

愛情を持って育てているなら、残酷に殺される場所に出荷なんてしません。

 

ビジネスである以上、そこには必ず割り切りが存在します。

お金のためにやっているのであり、お金にならなければその時点で動物達は不要になります。

ブリーダーと同じ。

そんなものが愛情であるはずがありません。

 

皆さんは、子供や、飼っている動物に、お金が発生しなければ育てないんでしょうか。

縁を切るんでしょうか。

そんなわけがないですよね。

愛情というのは、無償が前提のはずです。

 

お父さんの言葉であったり、娘さんがヴィーガンになったことからしても、お父さんはもうこんな残酷なことはやめたいのかもしれませんね。

 

 

動物性の物をみんなが食べなくなったら畜産業の人が困る、は食べたい人のよくある言い訳の1つです。

生活に困るから、弱者を奴隷にして、虐待して、虐殺してもいいんでしょうか?

 

時代が変われば、新たな産業が生まれ、古い産業が衰退していくのは当たり前です。

需要がなくなれば、産業が衰退していくのは当たり前です。

衰退した産業はこれまで数々存在しましたが、特定の産業だけ心配されるのはよく分かりません。

生産過程に、痛み、苦しみ、悲しみが存在するなら、なおのこと。

 

かつての奴隷産業のように、なくなればいいし、奴隷で儲けていた人たちの保証をする必要などないはずです。

 

 

 

 

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【自分を正当化したいから?】

気候危機講演の中で、畜産が環境に与える害についても話しをする。
そうすると決まって、「みんながお肉を減らしたら、畜産農家さんが困りませんか?」という質問を頂く。

僕がいつも聞き返すのは…
「NETFLIXを視聴する時に、TSUTAYAの心配をしましたか?」
「amazonで本を買う時に、潰れゆく本屋さんの事を考えましたか?」
「シャーペンを使う時に、大打撃を受けた鉛筆業界についてはどう思いますか?」
「携帯で電話をかける度に、減っていく電話ボックスに思いをはせましたか?」
縮小していく産業に思いをはせる事を否定する気は全くない。

ただ、上のような例ではそんな事を考えもしないのに、お肉に関してだけ生産者の話を持ち出す目的は、
「自分の行為を正当化したいから」ではないか、を自分の胸に問いかけてみて欲しい。

そもそも僕は「畜産が環境に与える害」という「事実」をお伝えしたいだけで、
事実を知った上で何を選ぶかは各個人の自由だし、人をコントロールする力も権利も誰にもない。

政府が介入する場合には補助金などが出る場合も多いけど(ドイツは石炭産業廃止に当たり5兆円を用意)、
市場原理では、どんな理由であれ、みんなが選んだものが残り、みんなが選ばなかったものが消えていく。
あなたが選ぶものはあなたの自由で、他の人が選ぶものはその人の自由。

わざわざ正当化なんてせずとも、自分の好きなものを堂々と選べばいい。
あなたにはその自由と権利がある。

ただ、もしも、自分を正当化するために、自分以外を否定しているのであれば、それはカッコ悪いと思う。

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欲や習慣に抗えない、変わることができないのであれば、権利があるのだから、食べ続ければよいです。

 

 

 

 

畜産農家のお子さんでも変われるのですから、意識1つで誰でも変われるということです。

 

 

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あなたが今日食べた牛さんは何処で産まれて 何処で育ち どんな顔をしていましたか?


どんな表情で笑い どんな声で叫び 苦しみ死んでいきましたか?

食卓に並んだ牛さんが 我が家の牛さんだったかもしれません
 

会いに行ったこの子がいつかあなたの食卓に並ぶ時

わたしは怒りと悲しみで胸が押しつぶされるでしょう
 

彼らにも【個性】があります  【命】があります
食べているのは【物】ではなく【誰か】という事に1秒でも早く1人でも早く気づいて欲しい
 

畜産動物達に会いに行ってください
彼らに触れて命を感じてください
屠殺も見て欲しい
彼らの苦しみと血の匂いを生で感じて欲しい
屠殺された牛さんの血の匂い
まだあたたかく動いている心臓の感触
解体された脚の重さ
苦しんで死んでいく牛さんの顔今でも鮮明に覚えています

畜産業を経営している家に産まれましたがヴィーガンになりました

環境なんて本当に関係ない 言い訳に過ぎない

沢山の葛藤がありましたが自分の心に正直に生きる選択をしたいと思った時に

わたしには【ヴィーガン】しかありませんでした

わたしはその選択を後悔していません

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素晴らしいですね。

立場的に本当に難しいことだと思いますが、変われた本人も、受け入れたお父さんも素晴らしい。

 

人間は口ではなく、行動。

気づいた人達、行動できる人たちが、言い訳をせず、この残虐な産業にNoをつきつけていきましょう。

 

 

↓ 知らない人は、畜産がどれだけ残虐なものかを知りましょう。

 

 

 

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