イルカはどこからやってくるのか?
選ばれなかったイルカはどうなるのか?
イルカの調教師なら、当然 知っていますよね。
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和歌山県太地町は、日本で唯一、世界中の水族館に芸を仕込んだイルカを出荷しています。
太地町は追い込み漁で有名ですが
「イルカが漁師達に捕まった時、
殺して食用にするイルカと、芸を仕込むイルカとを選別するのはイルカの調教師たち」です。
つまり
「このイルカは生体販売ビジネスに使う」
「このイルカはいらない(殺して)」
と決めるのです。
それがイルカ猟期中の彼らの日常的な仕事なのです。
大きさや色、年齢、性別などで選別して行きます。
ご自身だったら、どうですか?
可愛いどうぶつ達に対して、そんな仕事できますか?
また、イルカは1日に60km~150kmくらい泳ぐどうぶつです。
しかし、水族館ビジネスの調教の為に、狭い生簀に閉じ込められて、毎日、添加物を注入された魚を餌に調教されています。
【どうぶつ園や水族館にいるどうぶつ達、どうやって連れてこられたと思いますか?】
どうぶつ園や水族館にいるどうぶつ達って、その殆ど全てが「野生どうぶつ」や「野生の魚介類」です。
つまり、大自然の中で愛する家族や大切な仲間達と暮らしている中で「突然」「強引な方法で」「人間に捕まった」と言うことです。
そして「愛する家族」や「大切な仲間達」と引き離され「無理矢理」連れてこられたということなのです。
しかも、それは「もう二度と、一生、家族や仲間たちと会えなくなった」ということなのです。
どうぶつ園や水族館は「ビジネス」です。
「どうぶつや魚を使った金儲け」です。
そのビジネスを正当化するために「絶滅」とか「保護」とか「守る」とか「学習」などの言葉を巧みに使い、入場者を増やそうとしています。
絶対に騙されないで下さい!
本当に、絶滅から守りたいのであれば、なぜ、世界中の活動家達のように、現地で毎日、その問題の本質を解決するために活動しないのでしょうか?
何故、絶滅に瀕しているどうぶつ達や魚介類たちのみを保護するのではなく、沢山の種の生きものを展示して、あえて沢山の人手や敷地やお金が必要な状況を作っているのでしょうか?
インチキな「どうぶつ園」「水族館」ビジネスに荷担しないで下さい。
利用者がいるから、大自然の中で生きているどうぶつ達や魚介類たちが人間に捕まり、日本に連れてこられ、一生を檻や水槽の中に監禁されて過ごすことを強制されているのです。
どうぶつ園や水族館の裏側を知ってください。
どうぶつ達や魚介類たちの立場に立って、
その背景を想像してみてください。
あなたがどうぶつ園や水族館にお金を支払い続ける限り、世界中で捕らえれる「どうぶつ達や魚介類たち」の悲しい現実は終わりません!
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イルカの調教師は、このような現実は全部知ってますよね。
気づいた人たちは、辞めてるんですよね。
知った上で続けているたちは、イルカ好きでもなんでもありません。
イルカをビジネスに利用するのが好きな人たちです。
罪悪感を持っても、種の保存とか、教育のためとか、生活のためとかいって、自分の中で言い訳をして続けるのでしょう。
しかし、彼らを支えているのは、消費者です。
日本人が水族館に行くからイルカが必要になり、イルカが必要になるから野生のイルカが拉致され、選ばれなかった子達は脊髄を刺されて殺され、選ばれた子は一生監禁生活です。
ブリーダーと全く同じですね。
殺処分があるのになぜ生む必要がある?
この問いに答えられるブリーダーは1人もいませんよね。
せいぜい種の保存のため、生活のためが言い訳になると思います。
彼らは犬猫好きでもなんでもありません。
しかし、そんなブリーダーを支えているのは、やはり消費者です。
買う人がいるから、ブリーダーがいなくなることはありませんし、生体販売も終わりません。
イルカの問題も、犬猫の問題も同じ。
買わないこと。
イルカショーのチケットを買わない、水族館に行かないことが、本当のイルカ好きのやることです。