こんにちは
青梅カイロ+スポーツケアsidekick整体院
のブログをご覧いただきありがとうございます。
「カイロプラクティックの国際基準とかWHO基準ってなに?」
と、ご質問いただくことがありますので、少し長くなりますがお話しいたしますね。
【カイロプラクティックの歴史】
カイロプラクティックがいつから始まったのか?
これははっきりとわかっていまして、1895年にD.D.パーマー(ダニエル・デービッド・パーマー)によってアメリカで始まりました。
パーマーはアイオワ州ダベンポートで『パーマー・スクール・オブ・カイロプラクティック』を設立し、このスクールを卒業した日本人、河口三郎(かわぐち さぶろう)によって、日本には1916年(大正5年)頃に伝わったとされています。
カイロの誕生からおよそ130年、今ではアメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアなど約40の国と地域で法制化されて、カイロプラクターは国家資格です。ただし日本ではいまだ法制化されていません。
【日本のカイロプラクティック業界】
法制化されていないので「今日から私はカイロプラクターです」と名乗って問題がないということです。
また、日本では整体師や柔道整復師(整骨院の先生)の先生がカイロプラティックの看板をかかげて施術をおこなっているケースが多いですが、中には数週間のセミナーを受けただけという先生も存在します。
日本ではカイロプラクティックの施術による事故がたくさん報告されているようですが、医学知識や技術の未熟な非正規のカイロプラクティック従事者が多く存在していることと大いに関係があると思います。
手技による医業類似行為の危害 独立行政法人国民生活センター
【WHO基準のカイロプラクティック】
カイロプラクティックを安全に施術するためには、医学的な知識はもちろん、カイロプラクティックでできること、やってはいけないことを専門的に学ぶことが絶対に必要です。
WHO(世界保健機構)では国際的なヘルスケアとして、代替医療の中ではカイロプラクティックと鍼灸の2つだけが認められています。
WHOは国民と患者を保護し、正規で、安全なカイロプラクティックの実施を推進するため 『カイロプラクティックの基礎教育と安全性に 関するガイドライン』を作成しています。
このガイドラインの中で
”正式なカイロ教育は全日4年制4200時間以上の教育(うち臨床実習1000時間)”
と定めているのですが、このWHO基準の教育を受けたカイロプラクターは、日本では1,000人にも満たないのです。
(日本カイロプラクターズ協会の調査によるとカイロプラクティックの看板を出している治療院は3万件以上!なので、正規のカイロプラクターがいかに少ないがわかっていただけると思います。)
当院の院長平原は、WHOの定める教育基準をクリアしたRMIT大学カイロプラクティック学科日本校(現東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック)を卒業した正規のカイロプラクターです。安全で安心していただける施術をお約束いたします。
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)
WHOガイドラインに準拠した教育プログラムを修了し、登録試験に合格したカイロプラクターが登録されています。日本国内で正規カイロプラクターをお探しでしたらぜひご覧ください。私も登録されています。