線維筋痛症 二
承前
これは、化学的な問題であので、カイロプラクティックのケアに加え、栄養アドバイス、運動療法、そしてストレス管理が考慮されるべきです。環境の変化、身体的、感情的外傷、不適切な食事のいづれもが、この症状を悪化させます。一つの神経系を重視した厳正なアジャストメント、食事の改善、そして毎日のリラックスした歩行は、この疾患の患者に有益です。
下垂足
a.患者が一年以上の下垂足で、装具装着にて改善が見られないケースでは、カイロプラクティックにて大きな結果は期待できません。しかしながら、内なる力を信じ、諦めてはなりません。
b.四肢の問題では、まず、神経炎を疑い、最初に脊椎、骨盤を調べます。L1、L2は、同側のEXと同様に下垂足と関連します。これは、ASEXもしくはPIEXであり得るが、プッシュでアジャストメントするのがいいです。しかし、時に、特にASEXでは、腹臥位でアジャストメントするのが容易です。
胆嚢の問題
まず、最初に交感神経系から始めますが、特にT4からT11、中でもT8、T9に注意を払います。胆嚢の問題は、C1の回旋を含む上位頚椎の問題からも生じます。
痛風
a.痛風は、食事が重要ですが、カイロプラクティックアジャストメントは患者の症状を改善し、回復を早めます。脊椎レベルT12からL2に注意を払います。
b.患者は、赤色肉、アルコール、乳製品、大豆、そして卵の摂取を避けるようにします。揚げ物ではなく、焼くかもしくは煮た、魚、鶏、七面鳥とともに、新鮮な食物(野菜、フルーツ)を食べるように勧めます。