こんにちは。
今日は少し、自分のこころのことを書いてみます。
もし、どこか共通する想いがある方がいたら
少しでも「自分だけじゃないんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

離婚して、何十年が過ぎた。
ひとりで子どもを育てながら、
走るように生きてきた日々がある。

50代になった今も、ときどき…
いや、正直に言えば、かなりの頻度で心が沈む。

HSPという言葉を初めて聞いたとき、
「それだ」と思った。
エンパス、発達特性、繊細な神経――
名前のつく何かに触れるたびに、
自分の輪郭が少しずつ見えてくるような気がした。

調べれば調べるほど、自分のことがわかる気がして
嬉しくもあり、悲しくもある。
そうだったのか、と納得するたび、
「そうだったのか」と思う過去があるから。

特に「偏桃体」という存在を知ったとき、
いろんなことに説明がついた。

どうして、何でもない場面で過剰に不安になるのか。
どうして、緊張が続くと息苦しくなるのか。
どうして、つねに“何か”に怯えていたのか。

それは私が弱いからじゃなくて、
そういう「センサー」がとても敏感だったから。
そう理解して、少し肩の力が抜けた。

でも…
知っただけでは、どうにもならない日もある。

20代、30代の頃のうつ状態のときは、
「太陽を浴びることが大事だよ」と言われても、
「運動すると気持ちが軽くなるよ」と言われても、
頭ではわかっても、心には入ってこなかった。

外に出ることすら怖くて、
深呼吸の仕方すらわからなかった。

いま思えば、
「深呼吸して交感神経から副交感神経に切り替える」
なんて理屈は、その頃の私には遠すぎた。

“安心”という言葉の意味すら、よくわからなかった。

 

 

最近、人生で初めて心療内科に行こうと決めた。
ずっと怖かった場所。
お金もないしと諦めていた場所。

ようやく行こうと思えたのに、
タイミングを合わせるように
上の子が家を出ることになった。

もう2年以上会話もしていない子だったけれど、
「同じ屋根の下にいる」というだけで、
どこかで支えになっていたのかもしれない。

少しずつ距離ができて、
いつかは…と思っていたけど、
実際にその時が来ると、
心のどこかが音を立てて崩れた。

 

 

求職中の不安、先の見えなさ、
減っていく貯金と、
積み上がっていく焦り。

更年期も関係しているのかもしれない。
でも私は、ただのホルモンバランスの乱れだけで
説明がつくような単純さではない。

偏桃体の過敏さ、
感受性の強さ、
母としての孤独、
ひとりの女性としての不安。

どれか一つだけなら、
もっとやり過ごせたかもしれない。
でも、それら全部が同時に波のように押し寄せてきて
心がざわめいて、どうしようもなく涙が出る。

 

 

私の心と体は、私のものなのに、
うまくコントロールできないことがある。

それでも、今日という日をなんとか越えて、
静かに、深く、息をする。

 

 

 

「今ここは、ちゃんと安心していていい場所だよ」
そう、心にそっと教えてあげる。

 

 

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
自分のこころの記録でもありますが、
どこかで同じように頑張っている方の
小さな励ましになれたらうれしいですセキセイインコ青

 

 

 

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