福岡市東区のアイランドシティは高層マンションが立ち並び、福岡都市高速6号線の延伸工事も進んでいます。
埋め立てによって小さな入り江のようになってしまった香椎の潟。今も海中に立っている御島(みしま)神社の鳥居から干潮時に現れる浅瀬は海の参道となっていました。さらに内陸側に真っすぐ進むと香椎宮の参道から香椎宮まで延びています。
かつて松本清張の小説「点と線」にも死体発見現場として登場しました。
さらに古くは
957:いざ子ども香椎の潟に白栲の袖さへ濡れて朝菜摘みてむ 大伴旅人(おおとも の たびと)
958:時つ風吹くべくなりぬ香椎潟潮干の浦に玉藻刈りてな 小野 老(おの の おゆ)
959:行き帰り常に我が見し香椎潟明日ゆ後には見むよしもなし 宇努 男人(うぬ のおひと)
と読まれ、上の三首は万葉集にも掲載されています。
近頃では大型のショッピングセンターに隣接し、花火大会で人気のスポットとなっています。
2019年の花火大会は残念ながら開催されませんでしたが、令和2年4月25日に開催されるようです。