中小企業診断士「会社をイキイキさせるチラシ術」「チラシの効果を上げるブログ術」 -2ページ目

これまでも組織の「使命」の重要性については何度も話してきましたが、それと同じくらい重要なものが個人の「強み」です。


何か優れた成果が生まれてくるのは、その人の「強み」からです。組織の期待に応え、世の中に貢献出来うることは概ねその人「強み」がベースになっています。「弱み」を必要以上に気にして、それを無くそうとするよりも、もともとある「強み」に注目し、そこを伸ばす方が、生産的で効果的です。つまり、自分の能力の中でも選択と集中を行い、「強み」に絞り込み、強化していくのです。



会社をイキイキさせるチラシ術


さらに、個人の集まりである組織では、各人の「強み」を有効に働かせることで「弱み」を意味のないものにすることが可能になります。自分の「弱み」は他の社員が補ってくれますし、他の社員の「弱み」は自分の「強み」で補うことが出来るからです。組織の中では、あらゆる仕事が分業され、個人の「強み」と「弱み」が交換されている状態でもあるのです。そういう意味でも、組織では、各人がそれぞれの「強み」を強化し、「弱み」を補い合いながら活動していくことが有効なのです。


そして、組織の中で、「弱み」を意味のないものにし、「強み」を有効に働かせていく上で重要な物が「使命」なのです。折角、組織の中に優れた「強み」があっても、各自がバラバラで、全然違う目的意識を持っていては、その「強み」を組織のために有効に活かしきれません。「使命」には組織の目標を達成するために、各人の「強み」を共通の努力として統合させる役割があるのです。


「使命」は組織全体の方向性を示す本質的な部分ですが、「強み」は個人がベースになり、実行が伴う現実的な部分でもあります。「使命」から、組織内で自分の「強み」を発揮できる分野や、自分の「強み」に対して期待されていることを理解することが出来るのです。つまり、組織の進むべき方向性を「使命」が示し、その方向性に必要な自分の「強み」を理解し、強化ながら、活動し、成果を出していくのです。


個人は「強み」から自分の最高のものを引き出し、生産性と創造力を発揮させます。そして、その「強み」をさらに強化するために、学ぶことなどで自己開発をしていく必要があります。組織の中で期待され、貢献できると理解できた「強み」を強化し、これまで以上に組織の期待に応え、貢献できることで、高い評価を得ることができるのです。


立派な「使命」があっても、社員の優れた「強み」を見出し、評価出来ない組織は、その「使命」を達成することはできません。優れた「強み」があっても、組織から評価されなければ、個人は組織の目標達成のために最高のものを引き出すことはできないのです。個人の「強み」を伸ばすことは人材を育成することです。人材育成を行わない組織は当然、その「使命」を達成することはできません。



今日のまとめ

1・「強み」は「使命」と同じくらい重要
2・「強み」から成果は生まれる
3・「強み」を評価・育成することで「使命」が達成される