親愛なる皆さま。
「住まいと心のアドバイザー」のフジイヨシコです。
前回、「捨てられるようになるために、
まず冷蔵庫の中から、キレイにしましょう。」
と提案しました。
じゃあ、さっそく冷蔵庫のモノを全部出して、
賞味期限切れのモノを、パカパカ捨てていこう。
・・・の前に、
冷蔵庫にしまう食材の指定席は決まっていますか?
もしかしたら、買ってきたら何も考えずに突っ込むから、
古いモノが奥へ奥へやられてしまい、
あるのを忘れて2度買いしちゃった・・・
ということになっていませんか。
野菜室や冷凍室、ドリンクコーナーや卵入れには
何を入れるかわかります。
しかし、冷蔵室のどこに何を入れるかは
ハッキリ決まってないという人も
多いのではないでしょうか。
基本的に、冷蔵室は
4段+チルド室になっています。
最上段は 「賞味期限の長いモノ」
例 こんにゃく、開封後も長持ちする梅干し。
要冷蔵の薬もここがいいでしょう。
2段目は 「毎日使うモノや、買い置き」
例 朝食に使うジャムやバターなどを1つのかごに入れる。
子どもの手が届かない位置なので、
おやつを入れておくなど。
3段目は 「賞味期限の短いモノ」
例 豆腐、ヨーグルト。
目につきやすい位置だから、使い忘れ防止になる。
最下段は 「できるだけ空けておく」
おかずの残りを保存容器に入れる以外は空にすると
夕食につかう食材をトレーに入れて解凍させたり、
突然の頂き物にも対応できます。
チルド室は 「肉・魚・加工品」
ここでは肉・魚・加工品をタテに3つに区切るといいです。
真ん中にビニール袋を入れ、そこにソーセージやハムを
入れ、左右を肉と魚に分ければ、
狭いチルド室もごちゃつきません。
肉の上に魚を重ねると使い忘れにつながるのでNG。
人間の体が食べたものから出来ているなら、
冷蔵庫の中は、自分の体の中そのもの。
自分の内臓の状態をあらわしているのです。
メタボでも栄養失調でも、ダメ。
冷蔵庫を開けたとき、
「色とりどりでキレイだな。 」と思えたら、
あなたの体もキレイになっていきます。
冷蔵庫の中を使いやすくする、
美しく見せるための方法は
まだまだたくさんありますが、
食品の指定席を決めるだけでも
十分使いやすく、美しくなります。
冷蔵庫の中もインテリアのひとつです。
しかも自分の思うように美しくできるのです。
ぜひ、自分好みの
「美空間冷蔵庫」をつくってくださいネ。