親愛なる皆さま。
「住まいと心のアドバイザー」のフジイヨシコです。
片づけられない女性と、結婚できない女性の共通点は
ズバリ、「理想が高い」ということです。
(冒頭に結論。 時短でいいデショ。
)
結婚できない人(男も女も)の理由が
「理想が高いから」ということは、
皆さんも何となくおわかりになると思います。
でも、片づけられない原因も
「理想が高いから」だというと
おどろかれる方もいるかもしれませんね。
片づけのアドバイスで、いろいろなお宅にうかがいますが
「キレイにしてますね。どこに問題あるのですか。」
と尋ねたところ
「キッチンがごちゃついてて、使い勝手が悪いんです。」
とおっしゃる家の奥さんは、
おおらかな人が多いと思います。
ご自分でも「ズボラなんです・・・」とおっしゃり、
きちんとするところと、手を抜くところを上手に分けています。
それに対して
玄関からリビング、寝室、浴室からトイレまで・・・
足の踏み場がわずかしかない、 お宅の奥さんほど
「家をキレイにしたいという気持ちはすごく強いです。
でもどこから手をつけていいかわからない。
本当は引き出しの中も、収納も
きちんと区切って、キレイにたたんで
色ごとに並んでないとイヤなんです。 」っておっしゃる。
ねっ、理想が高いでしょう。
なのに、「捨てたくないんです。」って。
・・・それじゃ、片づけるのは無理ですよ(笑)。
これは、なかなか結婚できない女の人が
「相手は安定した職業で年収700万円以上。
背の高いイケメンがいい。
結婚したら専業主婦になるつもり。
向こうの親とは同居不可。
でも自分の親の面倒は見てもらいたい。」
って言っているようなもの。
住まいにしろ、結婚相手にしろ
理想が高いのは、いいことです。
高い理想につり合う自分になる努力は
人間を向上させるための
いちばんいい方法だとも思います。
しかし、理想と現実を近づける努力をせずに
理想と現実が乖離(かいり)したままだと
自己否定感や被害者意識がどんどん強くなってくる。
それがよくないのです。
「片づけも結婚も、理想を下げればすぐにできる」
と私は思っています。
オールオアナッシングだから、
いつまでも片づけられないし
恋人も出来ないのかもしれません。
次回は、「片づけの理想をいったん下げる ことにより、
片づけ上手になる 方法」について書きます。
よろしければ、ご訪問くださいませ。
フジイヨシコでございました。