だいぶご無沙汰しています。


元気にのんびり暮らしております。

連載が終わり、子供たちと夏休みを満喫して色々な漫画読んで過ごしていました☺️


今は考えている新作が、だんだんカタチになってはまた迷子になって…というところです😅

新しいお話はドロっとした要素がありそうです。

しっかり作れるといいな😳




前に以前の担当さんと、そして今の担当さんとのやり取りから学んだことを記事に書いていました。

記事はこちら↓



現担当さんからは毎回打ち合わせで学ぶことが多く、勉強してしがみついていきたいこの頃です。

そしてそのやり取りの中で、また気がついたことがあったので書きますね。



漫画制作する上でもう一つ、ヒキと対立以外に

これも大事だと思うことです。


*誰かに役立てたら幸いです。しかし個人的に思ったことなので、もし何か間違えてしまっていたらすみません💦

そしてわたし自身に言い聞かせて、勉強するためでもあるので、書き留めていこうと思います😌



メロンパンコッペパン食パン




制作する上で、さらにこの要素も考えた方がいいというもの…



それは 【与える感情を特化させる】ということです。



特化とは一つの要素を特別強くさせる…尖らせるということです。

テーマという言い方でもありですね😳あれ、でもテーマともまた違うのかな…


つまりどう思わせるか、を強調させるということです。



努力家な主人公を応援したくなる。

2人の恋仲を応援したくなる。

この看護婦はヤバいとビビらせる。

ヤバい人との戦いを痛快に感じさせる。

純粋な初恋っていいなと思わせる。

様々な人間模様に人生を考えさせられる。

…などなど



ただ単に

キュンさせる。とか

ハラハラさせる。とかだとちょっとあやふやなので、


年の差って良いなってキュンさせる。とか、

下手な詐欺師っぷりをハラハラさせる。とか


具体的に見えるようにした方が良いと思います。


具体的に、そしてシンプルに




あと、一度決めたらお話の中で一貫させること。


特に最後。最後でしっかりとそれを描くと読む方は気持ちがいい!と思いました。



もしも最後ブレてしまったら読者さんの感情が迷子になる危険があります。結局何のお話だった?ってなってしまいます。


せっかく面白い設定や展開を描いても、どう思わせるかがブレてしまったら

とてもとても、もったいない。




ちょっと食べ物の例で書いてみますねにっこり


いらっしゃいませ、と席に案内されました。


最初に卵と小麦粉で麺を作る映像が流れます。


次に煮込んだチャーシューの紹介。どこどこ産の良質な豚です…とか🐽


そしてトンコツスープのいい匂いがしてきます。


そして最後にどーんと


ではパンケーキをどうぞ🧁と目の前に運ばれてきます。


お客さんは、いやいや、ラーメンをくださいってなってしまいます

いくらフルーツいっぱいでクリームも美味しそうでも、

同じ小麦粉や卵が使われてても、今はパンケーキじゃない。と感じてしまう。



最後にトンコツラーメン🍜が運ばれてきて食べて、お客さんは、はあ〜美味しかった

ラーメンを堪能した!と満足できるはず。


極端な例えかもしれませんが…




そんなわけで

どんな商品を出すか、どう感じてもらうか、


特化されたお話は気持ちが良いです✨

読み終わった後は拍手したくなります。


そんなお話を描きたいなとノートに向かうこの頃です。



お読みくださりありがとうございました☺️

 


毎年行く海


カラー練習


滑り落ちるハム



善逸ケーキ