A.B.O.AB (集英社文庫) (文庫)
姫野 カオルコ
(著)
本のなまえのとおり、血液型にまつわる短編集です。
A.B.O.AB型の各男女が、色んなシチュエーションで
各々の血液型の一般的に言われている性格のように行動します。
あとがきに書いてありますが、
「本書は血液型相性診断の本でも血液型占いの本でも、
もちろん血液型によって人を判定する本でもない。
血液型について多くの人がすでに知っている情報を前提に
してたのしむ、あくまでも短編小説集である。」
確かにその通り。
A型って、B型って、O型って、AB型って・・・こうだよね~
って、おおまかに括られてますよね。
私は
型。
おおらかで大雑把で無神経。かなって思う 
同じ台詞を、例えばA型男性に、B型男性に、O型男性に、AB型男性に・・・
って具合にお話は進み、受け取る血液型によって、
「いい子だな
」って受け取ったり、
「えっ
」って受け取ったり、考えすぎたり・・・。
そんな感じで「そうそう!あるある~」って気楽に楽しめました。
さて、私の彼は
型。
型女性の永子さんからのひとこと。
「あの横暴で自分勝手でわがままな人でしょう?」
型の江琵子さんからのひとこと。
「男らしい行動力・・・・個性的だわ。」
って感じ(笑)
見る人から見ると、印象って違うんだね。
私はやっぱり行動力のある
型 ってイメージだな、彼は。
