ずいぶん前、

「久留米の高良大社にお水取り出来るところがあったよ〜」

と友達に教えてもらいました。


↑写真お借りしました


高良大社は何度もお参りしたことのある神社で、ご神鶏がいらっしゃいまして、

この鶏さんが一緒に階段を上ったり下さったりしてくれた素敵な神社なんですが…


↑写真お借りしました


お水取りが出来る所があったかなぁ~?

と思い、友達に詳しく話を聞くと


○「奥宮」って所にある。
○本格的に下から登ると結構、ハードな山登り的な感じになる。
○途中まで車で行ける。
○寅の日に何やら催しがあってるらしい。

との事。


それ以来、寅の日と仕事が休みの日が重ならないかなぁ〜と待っていて、ようやく重なりました!


教えてくれた友達に話すと、

歩く時間は短いけど、結構な坂道やけん、気を付けてね!

とアドバイス。




奥宮と書かれた鳥居からのぞくと、なるほど、私にはスキーの直滑降かと思えるぐらいの急な坂道が続いておりました。


ぎゃー。
転ぶ、転ぶ、転ぶ。
てか、脚が進まない、ズルッとこけそうで〜〜〜〜
(⁠(⁠(⁠;⁠ꏿ⁠_⁠ꏿ⁠;⁠)⁠)⁠)

登山靴が必要なレベルよ、私にはぁぁぁ〜〜〜



などど、生まれたての仔鹿のバンビばりにちびちび下っていますと、


おはようございます〜〜〜
(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)

と軽やかにトントントンっと山道を下るロングスカート、ローファーをはいた妙齢のお洒落ご婦人が私を追い抜いて行かれました。


…いや。
ちょっとー。
この山道で革のローファーは履かんやろ〜!
(⁠(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠!


とは思うものの。


…あの人。リアルだったのかな?


そう頭をよぎりました。

桜井識子さんの本にも登山中、似たような不思議な出来事が書いてあったし、奥宮の神様仏様のイタズラかも…


ドキドキしてきたので、お不動さまのご真言を呟きながらゆっくりゆっくり山道を下って行きました。




下りのピークを過ぎると次の鳥居が見えて、たくさん人がいるのが見えたのでひと安心。


人垣の向こうに明かりが見えたので、ろうそくを灯しているのが分かり、ホッとしました。


続く。


本日、お立ち寄りの皆さま、ありがとうございました。
(*´∇`*)☆


お立ち寄りの皆さまが穏やかな日々をお過ごしになられますように。

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