憎んでも覚えていて | ゆき×2 のブログ☆彡 〜〜simple & smart を目指せ〜〜

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日々頭をよぎるあれこれを
掬い上げ拾い集めて綴っています

「オマエ……なに言ってんだよ。」

「決めたの」

「決めたって……一人で、勝手に……」

「うん、勝手だよね。でも、もう……決めたの。だから これでサヨナラ。」

「な……」



私から別れを言い出すなんて思ってもいなかったんでしょ。

振り回すのはいつだってあなたの方。

私はいつも気持ち乱されて……

それでも好きだった。

一緒にいられるならって そう思ってた。

でもね、もう無理みたい。


私たちこれ以上一緒にいても、何も生まれないんだよ。



だから もう


おしまい。




あなたから目をそらしたまま部屋を出る。

振り返っちゃダメ。

後ろ手にドアを閉めて、そのドアにもたれたまま俯いて唇を噛み締める。

泣いちゃダメ。

上を向いて目をぎゅっと瞑って

大きく息を1つついて歩き出すと後ろから腕を掴まれた。



「待てって!」



どうしてこんなときだけ追いかけてくるの?


お願い、私に触れないで。

震える肩でわかってしまうから。




静かに掴まれた腕を払うとエレベーターに乗り込んだ。


箱の奥まで行って振り返る。




ゆっくりとその扉が閉まる。






あなたが最後に見た私は 笑えていた?