スザルル注意
俺スザクと真っ白ルルーシュ
「熱あるな」
風邪をひいた。
何て事は無い寝ていれば治る程度の風邪だ。
「帰るぞ」
「うん…」
スザクはそんな些細な変化も過保護に心配する。
俺はそれをわかっていながら待合せ場所に来た。
「つらいか」
「ううん…」
小さく俯く。
そうすれば額に大きな手を添えてくれる事を知っているから。
「ほら」
「うん」
スザクが屈んで背を向ける。
首に腕を回すとよいしょと担がれた。
「寒いか?」
「…」
腕にそっと力を入れる。
そうすれば一旦降ろして、自分のジャケットを着せてくれる。
「ちゃんと捕まってろよ」
「うん…」
もう一度俺を負ぶって歩き出す。
スザクの匂いがする。
「スザク…」
「何だ?」
早く行かなきゃとスザクの気持ちが急いている。
それを感じながら一言零す。
「少し、ゆっくり…」
「あ…悪い」
歩くスピードが遅くなる。
俺が揺れないように、ゆっくり、ゆっくり。
このまま家に、着かなければいいのにな
「?…何か言ったか」
「…内緒」
「??」
神様がもし見ていたら
俺のわがまま、彼には内緒にしてね
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