「神去なあなあ日常」 三浦 しをん神去なあなあ日常/三浦 しをん ¥1,575 Amazon.co.jp ある山奥の村で林業をすることになった主人公が 手記として書いたその村のお話です。 全体的にゆるい雰囲気と 林業っていいな、って思えるダイナミックさが あって良かったです。 オビで宮崎駿が勧めているんだけど、 最近のオビは派手ですねぇ。 なんだか、オビだけ読めばいいのか、ってかんじで、 あまり好きじゃないけど。 これってセカチューあたりからですかね。 微妙だ。
「乙女の密告」 赤染 晶子乙女の密告/赤染 晶子 ¥1,260 Amazon.co.jp 芥川賞を受賞した作品です。 アンネの日記を暗唱する主人公が 自分の生活とアンネのものを重ね合わせて 物語が進んでいきます。 正直、面白くなかった。 これが芥川賞受賞と思うと、 昨今の受賞のレベルの低さというか、 賞自体のすばらしさが損なわれる気がする。 本ではなく、文藝春秋で読んだので、 寸評も読みました。 村上龍さんの寸評には大変同感し、 アンネのこと、ユダヤ人のことについて 語るのは良いとしても、 それを作者が解釈をして、 物語に組み込み、主人公と重ね合わせるのは なんだか違和感を感じます。 なんだか、アンネがそういうことだったのか、 と思わせるような内容には嫌悪感。 う~ん。なんか後味がたいそう悪い作品でした。
「勝手にふるえてろ」 綿矢 りさ勝手にふるえてろ/綿矢 りさ ¥1,200 Amazon.co.jp 二人の男性の間で色々ある女性が主人公の お話でした。 あんまりかな。。。 「蹴りたい背中」と同様のなんとなく消化されない 感じが残りました。 個人的には、あまりこの作家さんは好きではなくて、 なんとなく読んでいてしっくりこないというか、 「で、何なのよ」とツッコミを入れたくなっちゃうのですが、 まぁ、そういう作風の方なのでしょう。 とはいえ、文章としては申し分なく、 違和感なく読めるので、 時間が空いたときに読む分には良いのかな。 ボリュームも少ないし。