時々映画・・
自称”映画好き”だとはいえ
なんでも観るわけでもなく
話題の大作は劇場で見たい
普通の映画好きだと思う
いわゆるミニシアター系というのも実は好きだけれど
深く考えてしまうような映画は
劇場にはあまり観に行かない
映画館の空間は好きだけれど
あの没頭してしまう世界観で
深く重い映画を見てしまうとつらくなるような気がして
この映画もそうに違いないと、劇場にはいかなかった作品
スターチャンネルで見る機会があって
やっと視聴することが出来た
“異端の鳥”
たいていの邦題は”?”と思うものが多い中
内容、原題を見て納得の
秀逸のタイトルだとまともに思えたのは驚きw
ネタバレ?にならないようにしますがw
ユダヤ人の少年が体験する数奇な運命ってやつかな
状況は戦時下の東欧
冒頭で普通に暮らしていた普通の少年が
心に傷を負い、しゃべらなくなってしまった・・・
その為なのか?
ストーリーの展開に関して
全くの説明がないままどんどん話が進んでいく
登場人物たちも寡黙な人が多い
ほとんどセリフがないまま
状況の映像で理解するしかない
ある意味、カメラワーク、俳優の演技力等
素晴らしいのかもしれないが・・
描写は、序盤ある意味のエロ・グロ・ナンセンス
といった感じで
”ブリキの太鼓”を観た時の
内蔵がもやっとする感じにも似た感覚を覚えた
(誤解のないように
エログロナンセンスの度合いは軽めです)
全編モノクロ映像で
最初は田舎の集落で
コサック騎兵団、ドイツ軍、ロシア軍、孤児院
どこにいてもよそ者の少年
人間の生々しい欲望に翻弄され
少年のゆがんだ価値観が構成されてゆくのも納得
最後の最後に
あれ??と思うような
切ないながらもキレイな着地を見せるところ
ミニシアター系を見たつもりが興行作品を観た感じにw
なぁ~んだ。これなら劇場で観れたかも
地味なストーリーとモノクロで気づきにくいものの
有名な俳優さんが多数でているのも面白い
ワタクシの好きなジュリアン・サンズも出演
いい具合のヨレっぷりで良かった♡
一度見ただけでは理解できないところもあったので
スターチャンネルで何度も放映しているのは有難い
たぶん3回目くらい観たかな
おそらく、何度も観るたびに発見がありそうな気がするが
題材は重いので・・・タイミングは見計らってだなぁ
”異端の鳥” 公開:2020年(日本)
