今回は少し長めです。
前回記事まででセロトニンが発達障害の症状に影響を与えるのではないか、ということを説明しました。
今回はどういった行動がセロトニンの増減に関わってくるのか、触れたいと思います。
まず、前回記事でもあげた、パニック症状になると思われる行動を、セロトニンの観点から簡単に見ていきたいと思います。
・ストレスを強く感じるとき
セロトニンの分泌に最も関わってくるのが、ストレスです。
ストレスを感じるとストレスに対応するために体からストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールという物質が分泌されます。
コルチゾールはストレスから体を守るために必要なものの、セロトニン神経を直接抑制してしまうためセロトニン濃度を低下させる原因となります。
・睡眠不足のとき
睡眠不足が続くとストレスにつながっていくため、前述したようにセロトニン濃度を低下させます。
体内の活動量もおのずと低下するため、セロトニンの分泌量の低下を招いてしまいます。
また、セロトニン自体がメラトニンという睡眠ホルモンを生成するために必要なため、睡眠不足が新たな睡眠不足を招く結果になりかねません。
・砂糖を多く摂取したとき
砂糖を摂取することで、一時的にセロトニン濃度を上昇させることができます。甘いものを食べると幸せな気持ちになるのはそのためです。
しかし同時にインスリンが大量に分泌されるため低血糖を引き起こし、血糖値の乱高下はセロトニンの分泌に影響を及ぼします。
また、インスリンによってノルアドレナリンが過剰に分泌されることから情緒が不安定になり、発達障害の症状が悪化します。
・グルテンを摂取したとき
グルテンとは小麦に含まれるタンパク質のことです。
このタンパク質に対して、発達障害の人間は免疫反応が強く出る傾向にあるそうです。
小腸はセロトニン生成に大事な役割を果たすため、その小腸が免疫反応で炎症を起こすことでセロトニンの分泌に大きな影響を及ぼします。
(グルテンは発達障害にとって非常に重要なため、別途記事を作成して詳しく説明したいと思います)
・炭水化物を非常に多く摂取したとき
炭水化物自体はセロトニン生成に非常に重要な栄養素ですが、過剰摂取は砂糖と同様に血糖値の乱高下を引き起こします。
・肉料理ばかりが続いたとき
肉料理自体は炭水化物と同様、セロトニンの分泌に必要なトリプトファンを含むため非常に重要な栄養素です。
しかしそれ以上に魚に含まれるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)がセロトニンの分泌に大きな影響を及ぼすため、肉料理だけよりも魚料理(特に生食)を取り入れた方がよりセロトニンの分泌を促進します。
セロトニン濃度が定型発達者よりも低い発達障害者にとって、魚料理は非常に重要となります。
・室内にこもりがちなとき
セロトニンの分泌に重要な要素として、「日光を浴びること」と「適度な運動」があります。
室内にこもっているとこのどちらも不足してしまい、いくら食事で栄養を補ったとしてもセロトニン分泌には不足です。
1日のうち1度は日の高い間に外に出ること、散歩など5分以上の運動(特にリズム運動)が望ましいとされています。
このようにセロトニンと発達障害の症状には全くの関わりが無いとは言えないと私は考えています。
(医学の専門家ではないため確かだと断言はできませんが)
次回からは具体的にどのようなことを私が心がけているかを書いていきたいと思います。
長文でしたが読んでいただきありがとうございました!
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