英単語が覚えられないっていう生徒、いますよね。
今日担当した生徒も、そうでした。
いや、それよりももっと強烈かもしれません。
中学1年生だったのですが、
アルファベット順に書いてもらうと、MNLと書き、大文字しか書けず、小文字を書けない!!
本来なら、アルファベット順などどうでもよくて、単語と一緒に小文字も覚えさせていく、という方法をとりますが、明日が1学期中間テストで、範囲表にも「アルファベット、ローマ字を覚える事」とあったので、指導しないわけにいきません。
担当した生徒、また、自分の子どもがそうだったら、どのように覚えさせますかね・・・・
きっと多くの人は「頑張って力技で覚えさせる!!」という結論にしかならないのでは?
私は教えるプロなので(自画自賛w)、こう伝えました。
まずは、「アルファベット順に言えるようになる!!」
次に、「アルファベットのルールを見つける!!」
幸い、大文字はすべて覚えていたので(MNLは、レモン(LeMoN)って伝えました)
小文字が問題でした。
暗記が苦手な子は、共通して「ルールを見つける事」が苦手です。
この生徒は、大文字・小文字を26字+26字で覚えようとしていました。
大文字をそのまま小さくすると小文字になるものがある、ということを知らなかったのです。
普通は、「えっ!?気付くでしょ!?」ということも、暗記が苦手、とか、勉強が苦手な子は、できていません。
だから、一人ひとりのつまずいている部分を見つけてあげる、ということは、教える側の心構えとして、非常に重要です。ここに、塾の先生としての価値がありますよね。
これは、私の失敗談ですが、過去に単語を「ただの文字列」と認識している生徒がいました。
「interesting」など、文字数が多いのを「覚えられない!!」と言っていて、「読み方を覚えるんだよ?」と言っても、「無理!!」と言って一向にやろうとしません。「like」や「use」などは覚えました。だから、本人のやる気、の問題ではないと思っていました。
そして、よーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく話を聞いたら
「like」は「エルアイケーエー」
「use」は「ユーエスイー」
だから、
「interesting」「アイエヌティーイーアールイーエスティーアイエヌジー」
は、覚えられない!!
ということを言われ、そこで初めて「そういうこと!!!」と納得しました。
・・・・・この生徒の言いたいこと
・・・・・・・・・伝わりましたかね?(笑)
私が「読み方」と言っていた部分を、生徒は「アイエヌティーイーアールイーエスティーアイエヌジー」と思っていた、ということです。
伝えるって難しいなぁ、と、感じた瞬間でした。
これは、生徒側の問題ではなく、そう解釈していると気付かなかった私に問題がありました。
この件があってから、単語を教えるときは
「発音をカタカナで書く」→「言わせる」→「書かせる」
という形で教えることになるわけですが・・・。
だから、一人ひとりのつまずいている部分を見つけてあげる、ということは、重要ですよね。
過去に、学校の勉強がわからない!と言っていた生徒が、コンタクトをしているにも関わらず、黒板の字が見えていない、ということが発覚したこともありました。(席を移動してもらっても、です。)
生徒の思考的には「そもそも勉強についていけない」→「黒板見えなくても一緒だ」ということで特に親に何も言っていなかった、保護者もコンタクトの度が合っていると思っていた、ということで起きた出来事です。すぐに眼科でピントを合わせるように伝えました。
だから、生徒が勉強ができない原因って、こっちの予想を上回ることがあります。
指導の質を上げるために、いつも先入観を持たないで相手の声にならない声を聴く、ということを忘れずにしていこうと思います。