昨日、授業がありました。

 

そこで、小6男子に、こんなことを言われました。

 

「先生は、ダメな先生だ!」

 

その生徒に聞きました。

 

「なんで、そう思うの?」

 

その生徒は答えました。

 

「先生の授業が、わかりやす過ぎて、学校の先生の話が聞けない!!」

 

・・・・・

少し、考える時間が必要でした(笑)

 

その生徒が伝えたかったことが、私の説明がわかりやすいから、学校の先生の授業がわかりづらく感じる、ということだったようです。

 

その生徒に聞きました。

 

「そうだったんだね、わかった。じゃあ、今日から少しわかりづらく説明するようにするね!」

 

生徒は答えました。

 

「それもやだ!(笑)」

 

その会話の後、隣の中3に根号(√)を使った、掛け算、割り算を教えていました。

 

「先生がやると、簡単そうなのに・・・自分じゃ出来ない・・・。」

 

言われて、気付きました。

簡単そうに見せるのも、教える側の技術なんだな、と。

 

①a√bに直す

②有理化

③計算

 

この順番で考えれば、根号を使った計算はほとんど出来ます。

あとは、特訓あるのみ、です。

 

わかりやすい指導を心掛けていましたが、こういうクレームが来るということは考えものか?と、一瞬間違った思考になりました(笑)

最近、高校生が自習に来ます。

早い生徒は14:30くらいから、塾が閉まるギリギリまでやっていきます。

 

その後ろ姿を見て、気付いたことがあります。

 

「この高校生達は、すげぇ・・・」

 

改めて思いますが、塾講師と学生って、性質が大きく違いますよね。

塾講師は、わざと大雑把にわかりやすく言うと、知っている知識の範囲で話したり、教えたりするだけですよね。

学生は、新しい知識を増やし、できないことを出来るようにして、成長していきます。

 

消費するエネルギー、どちらが多いと思いますか?

 

当然、後者ですよね。

 

しかも、テスト前になると、ほぼ毎日、誰に言われるでもなく、自習しに来ます。

中には、バイトが終わってヘトヘトなのに、来たりします。

そして、しっかりと勉強をし、さようなら、と言って帰っていきます。

 

本当に、尊敬します。

 

自分に置き換えて考えてみます。

 

「今日、果たして何か成長したのだろうか・・・?」

 

自分の中で、忘れていたことでした。

 

それに、高校生たちが、気付かせてくれました。

 

やはり、塾講師は、楽しくて最高の仕事です。

 

こんなに自分磨きができる職業は、なかなかないと思います。

 

そして、決めたことがひとつ。

 

夏期講習、死ぬ気で働くぞ~~!!

先日、近隣の中学校で、1学期中間テストが終わりました。

 

結果は、全員5科目の合計点数が上がっていました☆

 

生徒はみんな喜んでいました!

 

ここまで聞くと、ただの私の自慢話。

ここからが本題。

 

なぜ全員、点数が上がったのか?

 

理由はとても簡単です。

 

「問題が、とても簡単だった。」

 

つまり、作成する学校の先生が、問題の難易度を下げてくれた、ということです。

 

一番ひどかったのは、某中学校の中2数学。

 

問題用紙を見せてもらったら、問題の8割が、項、次数、文字式の和差積商に関する問題でした。

つまり、項、次数、文字式の計算が理解できている生徒であれば、80点以上は確実に取れる問題の構成だった、ということです。

平均点は、まだ教えてもらっていませんが、相当高かっただろう、と予想できます。

むしろ、100点取った人がどれくらいいるのか、というのが気になります。

うちの生徒は、当然、全員80点以上でした。

計算ミスが少なかった、という点では成長を感じましたが、まぁ、当たり前の結果です。

 

タイトルにある、定期テストの点数を上げる、もっとも確実な方法。

 

それは、

 

「学校の先生に、簡単な問題を作ってもらう。」

 

ちょっとふざけている感がありますかね?

でも、結構真面目に思っています。

 

保護者は、点数を気にします。

前回のテストで何点上がったか、下がったか。

それによって、子どもの学習状況や、塾の指導の評価をします。

点数だけを指標にするなら、はっきり言います。それは間違っています。

学校の先生のテストの難易度によって、点数が変わるからです。

保護者の方が見なければいけない結果は、そこではありません。

本質は、もっと別のところにあります。

 

本質は、

 

「子どもが何ができていなくて、何ができるようになったか」

 

です。

 

だから、点数が低くても怒ったり、怒鳴ったりするのではなく、今回のテストでは、何ができるようになって、次のテストでは何ができるようになりたいのか、という話を聞いてあげることが大事です。前回と今回で何もできるようになっていなかったときは、怒っていいと思います!

 

これは、あくまで、保護者目線の話です。

塾講師として、の話ではありません。

塾の意味は、点数を上げる事、なので、保護者とは違う目線で子どもを見ないといけません。

 

まぁ、結局何が言いたいか、という話ですが、

学校の先生、頼むから平均点60点くらいの問題を作る技術を身に付けてくれ!!

ということです。

 

去年の某中学校の2学期期末の国語もひどかったです。

学年の平均点が31点です。それで、成績が3の生徒が22点くらいをとって、成績下がるかも、とビクビクしてて、結果3でした。普通2だと思いますよね(笑)

 

別の中学校の3年生の数学で、1学期の中間、期末が60点台。2学期の中間、期末が90点台。少なくとも4はつくのでは!?ワンチャン5の可能性も!と話をしていましたが、3がつく、とか。

こんな絶対評価の仕方は、間違っているというのが持論です。

 

もちろん、多くの先生がきちんとやっているのは、理解します。

ですが、1人でもそういうめちゃめちゃな先生がいると、子どもの人生が悪い方に変わってしまうということを知ってほしいと思います。

保護者・生徒は、勘違いしています。

 

「塾は、魔法を持っている!」

 

勉強が出来るようになる魔法。

子どものやる気が上がる魔法。

成績が上がる魔法。

家庭学習を自ら進んで行うようになる魔法。

志望校に受かる魔法。

 

保護者と生徒が塾に望んでいる魔法は、このあたりでしょうか。

他にもあるかもしれません。

 

ネットでこの件について調べると、だいたいこう書かれています。

 

「塾は魔法使いじゃない。そんな魔法は存在しない!!!」

 

個人的な意見を言うと、私もそっち側です。そんな魔法はありません。

 

しかし、あえて言わせていただきます。

 

「塾は、魔法使いでなければならない!!」

 

なぜ、塾は魔法使いでなければならないのか。

 

それは、

 

「保護者・生徒が求めているから」

 

保護者・生徒は、魔法を求めています。

だから、塾講師は、保護者・生徒が求める魔法を使えるようにならないといけません。

 

塾講師の経験がある方や、現役の塾講師の方は、少し考えてみてください。

 

「自分は、本当にその魔法を使えないのか?」

 

少なからず、経験ありませんか?

 

塾に来てからなぜか成績が上がった子

なぜか塾に楽しそうに通う子

男の先生がダメなのに、なぜか塾では平気な子

なぜか塾に自習に来るようになった子

学校の授業は寝ているのに、塾ではすごく勉強する子

家に帰らない不良なのに、塾には毎週来る子

 

すべて、私が実際に見たことがある生徒達です。

 

なにが言いたいか。

 

塾には、魔法がある!!!

 

しかしそれは、魔法という名の、先生の努力。

魔法という名の、先生の人間性。

魔法という名の、先生の知識量。

 

つまり、先生の努力、人間性、知識量、その総称が「魔法」です。

 

だから、魔法がない塾は、潰れていきます。

魔法が使えない先生は、淘汰されていきます。

だから、魔法使いでなければいけません。

だから、魔法が使えるようにならないといけません。

そうでない塾は、潰れていくでしょう。

それは、世の中にとっては良いことです。

保護者・生徒が求める価値に合わないものがなくなっていく、ということなので。

 

魔法というのは、単に教え方、というだけではありません。

もちろん、教え方の面が強いですが、それだけではありません。

 

なんかこの先生の話は聞きやすい

この先生なら話せる

この先生ならわかってもらえそう

 

この気持ちを生徒が持つようにできる先生は、みんな魔法使いだと思います。

 

これは、子どもを教育する立場にいる人、全員に言えることだと思います。

 

もちろん、勉強ができるようになる魔法の言葉もあります。

 

ゴキブリは、電流で一撃!!(中2理科)

内容騙す言葉!!(中2国語)

和分の積!!(中2理科、中3数学)

 

私が持っている魔法の言葉はこれくらいでしょうか。

伝わる人は、何人いるでしょうか?(笑)

一見、言ってる意味がわからないけど、意味を知ると納得をする。

だから、魔法の言葉なんですけどね。

語呂合わせ系は、すべて勉強ができるようになる魔法の言葉ですよね。

 

しかし・・・

私、レパートリー少なすぎる(笑)

 

もっと勉強して、よりよい魔法使いを目指して修行していきます!!

英単語が覚えられないっていう生徒、いますよね。

 

今日担当した生徒も、そうでした。

 

いや、それよりももっと強烈かもしれません。

 

中学1年生だったのですが、

 

アルファベット順に書いてもらうと、MNLと書き、大文字しか書けず、小文字を書けない!!

 

本来なら、アルファベット順などどうでもよくて、単語と一緒に小文字も覚えさせていく、という方法をとりますが、明日が1学期中間テストで、範囲表にも「アルファベット、ローマ字を覚える事」とあったので、指導しないわけにいきません。

 

担当した生徒、また、自分の子どもがそうだったら、どのように覚えさせますかね・・・・

 

きっと多くの人は「頑張って力技で覚えさせる!!」という結論にしかならないのでは?

 

私は教えるプロなので(自画自賛w)、こう伝えました。

 

まずは、「アルファベット順に言えるようになる!!」

 

次に、「アルファベットのルールを見つける!!」

 

幸い、大文字はすべて覚えていたので(MNLは、レモン(LeMoN)って伝えました)

小文字が問題でした。

 

暗記が苦手な子は、共通して「ルールを見つける事」が苦手です。

 

この生徒は、大文字・小文字を26字+26字で覚えようとしていました。

 

大文字をそのまま小さくすると小文字になるものがある、ということを知らなかったのです。

 

普通は、「えっ!?気付くでしょ!?」ということも、暗記が苦手、とか、勉強が苦手な子は、できていません。

 

だから、一人ひとりのつまずいている部分を見つけてあげる、ということは、教える側の心構えとして、非常に重要です。ここに、塾の先生としての価値がありますよね。

 

これは、私の失敗談ですが、過去に単語を「ただの文字列」と認識している生徒がいました。

 

「interesting」など、文字数が多いのを「覚えられない!!」と言っていて、「読み方を覚えるんだよ?」と言っても、「無理!!」と言って一向にやろうとしません。「like」や「use」などは覚えました。だから、本人のやる気、の問題ではないと思っていました。

 

そして、よーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく話を聞いたら

 

「like」は「エルアイケーエー」

「use」は「ユーエスイー」

 

だから、

 

「interesting」「アイエヌティーイーアールイーエスティーアイエヌジー」

 

は、覚えられない!!

 

ということを言われ、そこで初めて「そういうこと!!!」と納得しました。

 

・・・・・この生徒の言いたいこと

 

・・・・・・・・・伝わりましたかね?(笑)

 

私が「読み方」と言っていた部分を、生徒は「アイエヌティーイーアールイーエスティーアイエヌジー」と思っていた、ということです。

 

伝えるって難しいなぁ、と、感じた瞬間でした。

これは、生徒側の問題ではなく、そう解釈していると気付かなかった私に問題がありました。

 

この件があってから、単語を教えるときは

 

「発音をカタカナで書く」→「言わせる」→「書かせる」

 

という形で教えることになるわけですが・・・。

 

だから、一人ひとりのつまずいている部分を見つけてあげる、ということは、重要ですよね。

 

過去に、学校の勉強がわからない!と言っていた生徒が、コンタクトをしているにも関わらず、黒板の字が見えていない、ということが発覚したこともありました。(席を移動してもらっても、です。)

生徒の思考的には「そもそも勉強についていけない」→「黒板見えなくても一緒だ」ということで特に親に何も言っていなかった、保護者もコンタクトの度が合っていると思っていた、ということで起きた出来事です。すぐに眼科でピントを合わせるように伝えました。

 

だから、生徒が勉強ができない原因って、こっちの予想を上回ることがあります。

 

指導の質を上げるために、いつも先入観を持たないで相手の声にならない声を聴く、ということを忘れずにしていこうと思います。