「学校に行きなくない」

   




びっくりしすぎて息が止まるほどにものすごい衝撃を受けた言葉



私も、最初に言われた時には、ハンマーで頭をぶっ叩かれた感じだった


この子は何を言っているのか、理解できんかった

頭がおかしくなったんかとも思ってた


まさか、我が子からこの言葉を聞くとは思ってもみなかったから



この言葉には負とか悪のイメージしかないから、すごいダメージを受けるんだと思う






私たちの世代は、学校は行かねばならない場所

親や学校の先生の言うことは、正しいから聞かねばならない


そう思ってたから、理不尽な体罰も受け入れてたあの時代

今だったら、先生クビになってたし、捕まってたと思うわ




周りと違うことをすると世間の目が冷たい、世間体が悪いからやめてと言われてた


周りに合わせないと後ろ指指されたり、村八分になった時代もある





みんなと同じようにしているのが正しいこと


周りに合わせなさい



こんなように教えられ、育ってきた


そうすることが自分のためになると刷り込まれてた




こういう教育を家でも学校でも受けてきているから不登校ということが受け入れられないのは当然のことだと思う




だって自分の中では、人と違う行動は間違ったことだと認識して生きてきたし


自分の辿ったきた人生の中では、経験もなければ学んだことのない未知の世界だから、頭の中は大混乱してた




受け入れられない状況

   



親や学校の先生が言うことを聞いていたら間違いはないと思ってきた、根が真面目な人ほど、この状況に陥ってしまう気がする



私は、学校に行きたく無いと言う子どもを激しく叱ったり、引きずって学校に連れて行こうともしてた


宥めたりお願いしたりと、あらゆる手を使ってなんとか行かせようと必死になっていた