愛媛県大洲市は、伊予の小京都とも呼ばれてます。
そんな大洲の観光名所の一つ、臥龍山荘に、時間があったので行ってみることにしました。
構想10年、工期4年、のべ9千人の人手を要したもので、当時の最高の銘木とすぐれた名工による臥龍院。
時間があったので寄ってみたのだけど、これがほんとにすばらしい建物でした。
中は撮影禁止。
畳をあげると能舞台にもなるという広い和室があったり、雲霞を模した3段の違い棚と月を模した丸窓のお部屋は、お隣の部屋の光がもれて、丸窓が満月になったりするとか。
一枚板のすごく素敵な廊下は、わざと縦に線が引かれていて、豪華さをひけらかさないよう、わびさびを表していたり…ほんとに、説明を聞きながらまわってると、ため息しか出ませんでした。
すごいなあ。和の美って。
一つの部屋であちこちの模様などが四季を表していたり、随所に創意と工夫がみられるの。
ほんとにすばらしいな。
さりげなく置かれた庭石の一つ一つが吟味されていて、珍しい石も多いのだって。
苔も珍種が見られ、京都の西芳寺に比すものがあるとのこと。
そして一番奥にある、不老庵へ。
崖の上に建てられていて、生きた木を使った捨て柱を基準にしているの。
この不老庵が、とっても素敵な空間でした。
この右の木が、捨て柱。
カーブを描いた天井は、川面にうつる満月の光を柔らかく取り込むのだとか。
ほんとに素敵
肱川と山がほんとにきれい…。
ここの空気は、また違っていて、ものすごく居心地のよい空間でした。
とても寒かったんだけど、ぼんやりと2人で座っていて、いつまでも座っていたいねえと話してたよ。
障子も少しずつ違うの。
障子の紙も、線が入ったのが互い違いになってる。
あちこちに変化があって、きっとここも色々ないわれがあるのでしょう。
説明してくれる方はここにはいなかったけど、ラジカセが置いてあって、自由に説明を聞くことができるようになっていたけど、聞かないで空間を楽しんでいました。
ほんとに、この建物、すごくよかった。
また、あたたかくなったら、ゆっくりと訪れたいです。
素敵だったなあ
石も、臼、伽藍礎石、手まり石、げんだ石などがあり、流れ積み、末広積み、乱れ積みといった石積みがなされています。
あちこちに工夫があるので、ほんとに飽きない。
こちらは浮かぶ月を模してるって言ってたと思う。
いろいろな石積み方式があるのが、わかるでしょうか。
こちらは、上がってくる時に見上げるのを想定して、建てられたんだって。
すっごく素敵で、日本のわびさびを堪能しました。
お金を持っていた方がこういう美を残してくださってることが、ほんとに宝だなあって思う。
というわけで、駆け足の南予の旅でした。
大洲城も行ったことがないの。
次に行くときは、臥龍山荘とセットの券を買って、お城も行ってみたいな。
さて~今日は有給取って、朝早くから長男を送ってきました。
試験ですよー試験!!
遅れちゃいけないと思って、洗濯を予約して寝たら、物音で起きてしまって今日も寝不足です…
送り届けていそぎの仕事をカフェでやって。
それからパン屋さんのハシゴ
新しくオープンしたパン屋さん行って、あっ時間がちょうどいい!ともう一軒行きました☆
うれしいな。
無事に試験も終わって、ランチして帰って、あまりにもお天気がいいので自転車でおでかけ。
平日の昼間に時間あるって、うれしい~~!!
20キロくらいこぎました
夜もお疲れさまー会でご飯食べに行ったけど、イタリアンじゃないのがよかったって…
白ご飯なのね