夕飯後、レッスンの前にちょっと一服。
ツイストのコーヒードーナツ、ちょっとだけ…と思って、全部食べちゃった
ふと、見ると、斜め前に高校生の男の子が、一人で座ってドーナツ食べてました。
アイスミルクと、ドーナツ2個。
前髪はちょっと伸ばし気味で、高校生なりのおしゃれさんのよう。
この時間に、一人で、部活の帰りらしいジャージで、ドーナツ屋さんに来る高校生男子。
たまたま甘いものが食べたくでふらっと入ったのか、すぐにおうちに帰りたくなかったのか、友達と一緒じゃなくて一人でゆっくりしたかったのか。
最近、ますます長男と分かり合えなくなってきてるなあって実感しているこの頃。
中学生なので、親の手が離れていくのは自然なことだし、いろんなことができるようになるし、分かるし、あれもやりたい、これも試してみたい、学校以外のこともどんどん広がっていく頃。
子供たちも高校生になったら、こんな風に、こんな時間に一人でドーナツを食べに寄り道するんだろうか。
少し前まで、子供たちのことはほとんど把握していたのに、今は分からないことがいっぱいある。
中学生でもこうなんだから、高校生になったらもっと遠くに行っちゃうんだろうな。
大学生になったら、実際にすぐ近くにはいなくなっちゃうのかもしれない。
そんな間にも、彼らは、泣いたり怒ったり、楽しんだり、悩んだり、ドーナツ食べたり、私が知らないところでするんだと思う。
ずっと見守っていけたらいいなと思う。
一人でドーナツ食べてる高校生の男の子を見て、ふとそんなことを考えました。
子供たち が、楽しい幸せな人生を送りますように。
昔の写真とか出てくると、子供たちが小さかったころの思い出がたくさん蘇ってきて、ほんのりとせつなくなる。
こないだまで、「あとちょっとしかできないから、抱っこさせて!」とぎゅうぎゅう抱っこしていたのに、もう二人とも重たすぎてできなくなってしまった。
腰にくるよ
そこにいてくれるだけで、いいのかも。
あと何回、ご飯作ってあげられるだろう。
あと何回、けんかできるかな。
あと何回、ありがとうって言えるだろう。
大好きって伝えられるだろう。
次男 の身長が、ぐいーんと伸びてきてる。
どんどん成長してる子供たちが、愛おしくてたまらなくなる。いつもほんとにありがとう。