さようならって、ブログやめるわけではありませんよっ(^^ゞ
夜中に目が覚めて、本を読んだり音楽聴いたりしながら、考えてたこと。
被災者の方の記事でこんな方のお話が載っていて。
子供さんがお二人津波で流されて、行方不明だとかで。
家のあった場所に戻って、子供達のものを探して抱きしめ、そこにある砂粒さえも抱きしめてしまうって。
コンマ1秒もかからず、また号泣。
私も同じことするでしょう。
子供たちがもしマンションごと流されてしまったら。
何もなくなったところへ戻ってきて、二人のものを探し、瓦礫を抱きしめ、砂粒も抱きしめて、そのまま朽ち果てたいと思うでしょう。
子供を失った悲しみもあれば、親を失った悲しみも深く果てしないものです。
家族ではなくても、大切な人を失った喪失感は、一生消えないと思う。
たくさんの素敵な思い出があり。
そして途中で止まってしまった思い出とともに生きていく悲しみは、100%癒えることはないと思う。
私は、魂の生まれ変わりを信じてます。
見えるって言われながら全然見えないので、本当に魂の世界があるのかは分からないけれど。
でもあるだろうって思っていたほうが、生きていくうえで、気持ちが楽になるの。
魂に戻ると、いつでも戻ってこられるんだって。
だから、いつもそばにいるし、いてくれるの。
こちらからは見えないみたいなんだけど。
そしてまた自分が魂に戻るときに、必ず会える。
今までほんとうにありがとう。
しばらくの間だけ、さようなら。またね。
そんな風に思える日が、いつか来るかもしれない。
そうしたら、きっと少し楽になれるんじゃないかと思って。
魂は常に成長したがっていて、成長しなくてはいけないんだって。
一番成長できるのは、こうして肉体とともに、現世で生きているうちらしいの。
一生懸命生きて、そして人のために何かできたときに、とても成長できるんだって。
成長した魂は、魂の世界に戻ってからも、同じように、おいしいものを食べて、素敵なところに住み、大切な人と毎日笑ったりお話したりして過ごせるんだって。
魂の世界と比べると、人間の一生なんて、ほんの短い時間にすぎないらしいの。
うちの子供たちにも、この魂の話は何度となく話してきかせてます。
もし何かあっても、ママはいつもそばにいるし、またきっと会えるからねって。
こどもたちって、時々すごく不安になるよね。
大事な人がいなくなったら、どうしようって。
魂の話をしてあげると少し安心するみたい。
でもママは絶対にずっといるから、大丈夫だよっていう言葉も、常につけくわえてきたけれどね。
魂の成長の話もね。
たとえば、どうして嘘をついたらいけないかっていう話を子供達とするときに。
「誰かに怒られるから」でも、「悪いことだから」でも、「人に迷惑をかけるから」でもなく。(まあどれもそうなんだけれどね。)
嘘をついたり、そういう小さいことでも、自分の魂がすごく汚れちゃうんだよって、ちいさいころから話してきたの。
子供達の心臓のあたりをさわりながら、「ここがね、真っ黒になっていくんだよ」って。
これは、効きますよ。
自分のために、正直に、まっすぐに、精一杯のことをして生きていってほしい。
同時に、人のために何かできる人になってほしい。
そうしたら、きらきらな魂になって、魂に戻ってから、すごく楽しい毎日が待ってるよ。
また大事な人にも毎日会えるよって。
子供達も、納得しているみたい。
長男は、小さい頃に色々と魂の人たちを見ていたけど、にこにこしてきらきらしてる人もいれば、無表情で暗い感じの人もいたみたいなの。
だからより、納得って感じみたいね。
人だけじゃなくって、物にも言えることだと思う。
大切にしていたものには、魂が宿るっていうか。
今までほんとうにありがとう。
しばらくさようなら。
またね。
また必ず、会えるから。
そう思って、心の中で抱きしめて、キスして、手を握って、ありがとうって手を離そう。
たくさんの壊れてしまった家にも、車にも、学校にも。
深夜に、そんな風に思ったら少し笑顔になれたので、寝ました。
(しばらく旅行のためお休みします。携帯から…できるかな?)