ちまたではタイガーマスクの伊達直人が話題を集めたり

あしたのジョー実写版が近日公開だったりしていますが・・・


この梶原一騎伝もなかなかお薦めです。。。


梶原一騎の漫画はまさにど真ん中ストライク

というよりは

僕は年代的には微妙にはずれているかも


ただ漫画連載時ははずしていますが

子供の頃テレビの再放送でだいたい見ています。


僕が高校~大学にかけては日本のバブル上昇期

スポコンも廃れてきた頃で、梶原一騎の名も消えかけていました。


真剣師小池重明もそうであるが

破滅型の人の人生はやはり本にすると物語がある

(最も当の本人がいたら、人の人生を面白がるなと怒られるだろうが・・・)


この本から読める梶原一騎は・・・

文学者>漫画原作者(昭和の当時は)

少年院>教護院(梶原一騎の出身)

父親>自分

等の劣等感からそれを人に見せられない弱さ(ある意味では強さ?)

自己の弱みを見せないがために、強烈に人に対する当たりの強さ

いろいろと複雑な(まあ人間誰でも複雑さはあるだろうけど)人柄が見受けられます。


またあしたのジョーは最も梶原一騎自身が反映された主人公であったが故、ラストの真っ白に燃え尽きるジョーが描けず、あれは作画のちばてつやの(ちばのスタッフの)アイデアであったとか

極真空手大山倍達やアントニオ猪木等、昭和の格闘技界との関係

漫画界で頂点を極めてから、それを自らぶち壊して滑り落ちていった経過

等いろいろな話題が盛りだくさんです。


昭和時代のあなたにお薦めです。。。

僕の本は現在友達に貸し出し中・・・


梶原一騎伝 夕やけを見ていた男 (文春文庫)/斎藤 貴男