〔家にある本〕
偽書「東日流外三郡誌」 〔新人物往来社〕
「ムー」系統の本が好きな人なら聞いたことがある
「東日流外三郡誌」(つがるそとさんぐんし)
昔からこの本(東日流外三郡誌)が「奇書」としてあるのは知っていて
十三湊に安東水軍がいて国際港として栄えていたとか
遮光器土偶が荒覇吐(あらはばき)神だとか
荒覇吐族が蝦夷の先祖だとか・・・
まあいわゆる超古代系の「お話」として読んだことがあります。
でもこれらのことが「東日流外三郡誌に書いてある」ということが書かれているのであって
東日流外三郡誌自体を読んだことはありませんでした。
要は、二次・三次のテキストしか読んだことがないということです。
これを読むと
この文書(東日流外三郡誌=和田家文書)が発見された家は旧家では無いし
筆跡鑑定しても発見者=作成者
書かれていることは、最近になってできた言葉が含まれている等々
どうみても怪しいことは確かなのに
研究者でも飛びついてしまうんですね。そしてその説に固執してしまう。。。
まあ学者だからこそ自説を簡単に曲げられないのかもしれないけど・・・
枝葉の部分としてはロマンがあって面白いので
ライターが二次・三次で文書をどんどん作り出してしまう。
でも大元の東日流外三郡誌全体はなかなかみんなが読む機会がない。
一度流布されたものは
なかなか大元が偽書とほぼ認定されても
分裂された枝葉がまたまた増殖してしまい
いわゆる都市伝説のようなものになってしまってからでは
全て否定するのは難しいものになってしまうのだなあと思います。
