〔家にある本〕 

ソドムの百二十日 〔青土社〕



SMの"S"はマルキ・ド・サド侯爵の"S"です。

この本はサド侯爵がバスティーユ監獄に入っていたときに書かれた本。

書かれたというか、巻紙に書いた未完の物語です。


この本はエロ本でしょうか?

いや、違うでしょう

(自問自答)


とにかくひたすら登場人物が虐待を受けます。

しかも精神的ではなく肉体的です。

心理的描写もへったくれもありません。


後の方は未完なだけあって、ひたすら虐待され殺されるのが「記述」されています。


日本のフランス書院とかのエロ小説の方が

なんぼでも心理的描写を書いていてエロいと思います。


僕がこの本を読んでも

あまりエロさを感じません。ただなんというんでしょうか、肉体の虐待のみが記述されると、どちらかというとやはり気持ち悪さを感じます・・・


西洋的文化と東洋的文化(日本的文化というべきか?)の違いなんでしょうかね?

それとも、時代の違いの方が大きいのでしょうかね?



ソドムの百二十日  マルキ・ド・サド著 佐藤春夫訳
徒然の日記

青土社 3,900円