〔家にある本〕 

孤島の鬼 〔江戸川乱歩推理文庫/講談社〕



これはエログロなんでしょうか?

エロといっても同性愛。

グロは確かにグロなのでしょう。


江戸川乱歩は初めは、小学生の頃に子供向けの本(二十面相とか)から

長じては、陰獣や芋虫などに行きましたが、この本は最後の方に読みました。


誰かの書評に乱歩だったら、孤島の鬼がいいと書いてあったのを見て、

読みたくなり購入。


たまたまそのときに江戸川乱歩推理文庫が発売されていたので、この文庫の方で読みました。



前半の推理部分とがらっと変わり、後半の岩屋島の部分はなんといっていいか・・・

毒毒しいというか非常に怪しげ。グロテスクです。


よく諸戸道夫の主人公に対する純愛的なホモセクシャルが秀逸という書評がありますが、

私としては、人工的なシャム双生児の秀ちゃん(女の方)と吉ちゃん(男の方)、主人公のそれぞれの愛憎の方がいいですね。


体がつながっているから離れたくても離れられない。

吉ちゃん(男の方)は秀ちゃんが好きだが、秀ちゃんは主人公が好きってところです。

あわれといったらあわれ・・・



この本は傑作だと思います。読んで損なし。



徒然の日記












孤島の鬼 江戸川乱歩推理文庫7  江戸川乱歩