〔家にある本〕 

燃えよ剣(上・下) 〔新潮文庫〕




司馬遼太郎の本の中では一番好きです。

竜馬が行くよりもこっちの方が良い。


新撰組に興味を持ったのもこの本からです。


男のロマンというか滅びの美学ですね。


1つの流れが終わるとき、それに逆らい旧に殉ずる。


そういう人たちがいるからこそ、滅びの美学として悲劇的であり、そして悲劇だからこそ物語になるのだと思います。


新しい体制から言えば、それは単なる頑固者というのだろうけど・・・・。


(けっして滅びの美学を美化しているわけではありません)


新撰組が必ずしも大義に殉じて滅んでいったわけではないでしょう。実際には名誉や金があり、単に時代の流れを読めなかったのかもしれません。多分に司馬遼太郎のフィクションも入っているでしょう。


しかし、自分の信ずるところに生きて、そして徳川・新撰組に殉じていった土方歳三が、物語としてこの本の中で生きて動いており、流されることが(非常に!)多い自分としては彼にあこがれてしまうのです・・・。



燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)/司馬 遼太郎
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