先週の木曜日がMのお葬式でした。

 

ロックダウン中のお葬式は、30名まで出席しても良いとガイドラインにありましたが、
14名ほど集まりました。家族と近所の方が参加してくださいました。
Mの隣の家のJさんが、ストリートのWhat's Up (ラインのようなアプリ)グループに載せて誘ってくださったのと、実際各家を回って誘ってださったようです。
お越しいただいた近所の方は、40代から50代の方です。Mのお友達は、オンラインで参加でした。
ロンドンの私たちの家のストリートでもグループがあります。あちらこちらでストリートWhat's Upグループが、このロックダウンでできました。
これを通じて助け合いをしています。

マンチェスターはロンドンの3倍以上雨の多い地域です。この日は寒くて、雨でした。
教会はハイストリートにあるため、ロックダウンにもかかわらず、駐車できるところを探すのが大変でした。
雨に濡れながら教会の入り口に着くと、彼の従弟がまっていました。従弟は、牧師さんです。彼がお葬式を仕切るのではなく、いつもお世話になっている牧師さんにお願いしました。
しかし、牧師さんの従弟は、サポートしてくれていました。

彼の9年会えずにいた娘の到着をまっていましたが、次の葬儀があるらしく10分過ぎて開始しました。
Mの御棺が運ばれきて、それに続いて教会に入りました。御棺には、私たちが頼んだお花の束が置かれていました。
Mの好きなピンクや黄色、白のお花でいっぱいです。

牧師さんのお話からはじまり、聖書の一部を読み、聖歌は歌うことができないので、聖歌を歌ってくれる聖歌隊の方は一人で歌います。
彼女の声と歌が涙をそそります。

彼が長男なのでスピーチをしました。
彼がスピーチ台に上がった時、涙があふれだしたので、9年会えずにいた娘が来ていたのだなと思いました。私たちは一番前の席だったので、彼女が当直したのに気づきませんでした。コロナの為、ドアは開けっ放しでした。
Mも彼女にすごく会いたがっていましたので、来てくれて本当に良かった。
彼はスピーチの途中、声が詰まり涙をこらえていました。私は、ここで涙が止まらなくなりました。

葬儀が終わると御棺がまた運ばれ出し、それに続いて外にでます。その時、彼の娘がいました。涙が沢山出ていました。
外にでて、彼と娘とハグをしていました。それから、彼の弟家族も。
お墓に向かう私たちの車に、彼の娘も乗りました。
まだまだ、怒りに満ちた目をしています。Mのお葬式だけでは彼らの仲は戻りそうにありません。

お墓に到着すると、御棺を埋める穴が掘ってありました。2Mぐらいの深さでびっくりしました。
御棺を入れると、参列者で一握りづつ土をかけます。雨のため、水が溜まっていて、寒くて可哀そうに思いました。
彼の姪や甥は、土をかけることができませんでした。
いよいよ、別世界に行ってしまうのだなと思い、また皆涙していました。
牧師さんのお言葉で終わりました。

墓石には、まだ名前が掘ってありませんでした。左はMのご主人が眠っています。
写真は、2日後のものです。



彼の娘はその後、皆とハグしてすぐに、ウーバーを呼んで帰ってしまった。
駅まで送るよと皆が言っても聞かずに。まだまだ、和解は先なのかな。
頑固なところはMとお母さんのが混ざって最強なんだと彼は言っていました。でも来てくれただけ良しとしましょう。

まだまだ、Mが逝ってしまった実感がわきません。