静岡県焼津市に、どうしても気になることがありまして、
ちょこっと調査に行って来ました。
その気になるものは「オオグソクムシ」って名前なんですけど
こちらのお店「焼津 かに小屋」のオーナーでもあり、深海魚漁ではこの人っていわれるくらい
テレビにも出まくってます、漁師の長谷川さんと奥様でございます。
これが深海で採取されたオオグソクムシの皆さんです!
オオグソクムシの採取は日本国内では長谷川さんしかやってないんですが
よく海の岩場でゴソゴソしてるフナムシっているじゃないですが
あれってオオグソクムシの仲間で、庭にいるダンゴムシも仲間みたいです。
ちょっと失礼しまして、水槽から出してみましょう。
岩場でゴソゴソしてるフナムシというよりも、台所でカサカサしてるゴキ親分といいますか
思わずゴキジェットをお見舞いしたくなるような風貌ですなこれわ
わたくしも生まれて初めてオオグソクムシを触ったんですが
触るとやはりボディーが硬めで、よく動くんですよこやつがまた!
血が出るくらい深く噛みつくって言われたので気をつけていたんですが
暴れて爪で引っかくんですよね!なんだコイツはって思ってたら
口から突然!ギシュギシュって異音が聞こえ
墨とも違うような黒い液体をドバドバ吐き出して
な な な なんなんすかこやつわ!!
おまけに黒い吐き出した液体も臭っさいのね。。。
どうですかこの夜中にサングラスかけてるような暴力団風のこのお顔は。
水族館くらいでしかお目にかかれないムシムシなので、よーく観察してみたいと思うのですが
これがカサカサって自分の腕に這い上がってきて、胸元のあたりで臭い液体をかけられる所を想像しますと
わたくし即ノックアウトです!!
そんな事を思いながら、さっさと焼いてしまいましょう。
こちらの「焼津 かに小屋」では、このオオグソクムシをなんと!焼いて食べれちゃうんですよね。
分かります?ビジュアル的にもうね 腹部や手足が「イィィィ~~~」って感じですよ。
焼きながらオオグソクムシを裏返すと、これがまたパンチの効いたビジュアルで、
今までの人生で、最も緊張する網焼きです
焼かれるとツチノコみたいでよりいっそう不気味~~~♪ヽ(´ー`)ノ
う~~~ん♪でも見た目と違い、とても良い香りがしてます。
あとはどのタイミングで口に入れるかを考えるだけです。
ここは焼きたての熱いうちに行っといた方が心のダメージが少なく済みそうなので
パクっと行ったんですが
なんとファンタジーなお味なんでしょうか!
見た目からは想像もできない、海原雄山もビックリな究極ともいえる味です!!
詳しくは
只今発売中の「ガールズバイカー6月号」連載ページにてどうぞよろしくお願いします!
全国書店 アマゾンなどの通販サイトでよろしくお願いします。
Girls Biker (ガールズバイカー) 2017年 6月号/造形社
¥880
Amazon.co.jp
いや~ まだまだ世の中には未知なる味があるもんです。
「焼津 かに小屋」はGW中は連休になっちゃうので、オオグソクムシや
連載で食べたもう一品の深海の生き物の入荷状況などは電話で確認してね~
https://www.facebook.com/kanigoya/?fref=ts
ごちそうさまでした♪ヽ(´ー`)ノ