先日、静岡県清水市にあるテーマパーク「ちびまる子ちゃんランド」に行った時、
併設されている「みんなの学校給食」というレストランで注文をした給食が
思いっきり昭和の香りプンプンでしたので
昭和大好きなわたくしが、その給食をいただいてまいりました。
こちらがその給食なのですが、あげパンにミートソースにソフト麺に冷凍ミカンとビン牛乳。
ちびまる子の設定である、昭和49年（1974年）の給食はこんな感じだったようです。
これを見た、東京都中野区生まれ 50代のうちの父パルに言わせますと、
あげパンはビニールには入ってなく、
冷凍ミカンも容器無しでそのままトレイにドンで、これにアルミのお皿が変形してたり
トレイも曲がってて、机に載せるとカタカタしてたら100点！と懐かしさのあまり
うっさく口出しをしておりました。
ちなみにうちの父パルの記憶では、ソフト麺は食べたことが無いそうで、
わたくしが年代別で調べた限りでは、地域によってはソフト麺は出たり出なかったりみたいですね。
そしてこれが、昭和の給食の基本「先割れスプーン」です。
昭和のお子様たちはこれ1本でお肉から麺類まで格闘してたんですね！
わたくしの時代にはすでに絶滅のアイテムです。
そしてこれも昭和給食のマストアイテム！ミルメークです。
このミルメークって粉末の物を、昭和の児童たちは牛乳に入れて飲んでいたようです。
早速ミルメークを牛乳に投入する前に、うちの父ちゃんの父パルから
ミルメークの作法を習ってましたので
まず牛乳を一口飲んで
そこにミルメークをサラサラっと投入
そうすると牛乳が口からあふれてこぼれないそうです
ストローでよく混ぜ混ぜすると、なんか薄味のコーヒー牛乳のようなものになりました。
父パル先生のお話によりますと、このミルメークはよく混ぜても牛乳の底に砂糖がじゃりじゃり沈殿して、
最後のひと吸いは非常に甘くなるらしいのですが、この数十年で改良された現代のミルメークは粉末が完璧に溶けておりました。ありがたいような残念なような進化ですね。
そしていよいよ主食のソフト麺の出番です！
ちびまる子ちゃんランドの「みんなの学校給食」の説明文を読みますと
ソフト麺をお皿の淵で4等分にカットして、
ひとつずつミートソースに投入したら良い感じと書いてましたのでカットします。
ゴシゴシっと
1ブロック投入！
3粒のグリンピースが泣かせますね
ちなみにうちの父パルは、グリンピースが今でも大嫌いで、
給食を残すことが許されない暗黒の時代、内向的な性格の父パル少年は
グリンピースをお昼休みまでどころか5時間目まで食べさせられ
それ以降、一生グリンピースは食べないと誓ったそうです。
あと、ホワイトシチューに入っていたカブも5時間目まで突入だったようで
カブは漬物だろうが！なんでカブを煮るんだと！
グリンピースとカブごときで、今でも当時のスネ毛ボーボーの女性教師を一生恨んでるそうです。
では、ミートソースとソフト麺を良く混ぜ混ぜしていただいてみます
美味しいですよ！これ！！
ミートソースも甘めでコクがあり、うどんともパスタとも違う ソフト麺とよく合います。
あげパンもいただいてみます
これも美味しいぞ！
わたくしが食べてたころの給食より品数は少ないですが、夢と希望はいっぱいです！
あたしゃ幸せだよ
デザートの冷凍ミカンもいただいてみます
昭和40年代の児童の中には、この冷凍ミカンを家に持ち帰り
おやつとして部屋でこっそりひとりで食べていた少年もいたとのことで
それはそれで暗黒だわね♪
酸っぺ！
いや～ 昭和の給食って思ってた以上に美味しくて
懐かしいと思われる方もいるかもだし、父パルのように一生トラウマを引きずって生きてる大人もいるかもだし（中学生になった父パルはその後不良になりました）
ちびまる子ちゃんランドについては、
只今発売中の「ガールズバイカー6月号」にも書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いします。
やっぱ昭和はわんぱくでたくましくていいね！
それでわ！また♪ヽ(´ー`)ﾉ