先日 東京都八王子市に、団地の博物館があると聞いて 行って来ました!
ここは 団地でお馴染みの UR都市機構の研究所でもある 技術管理分室ってとこなんですけど
広大な敷地の中に 集合住宅歴史館っていう建物があって
この建物の中に 団地のお部屋が6室もあるという 団地マニア憧れの場所となってます!
では早速お部屋に潜入してみます!
このお部屋は大正時代に建てられた 団地の元祖といえる 代官山アパートの一室なんですけど
ここは代官山アパートの独身用の住宅で ベッドのような寝る場所があったりと
関東大震災の復興目的に作られた建物なんですけど、お部屋はモダンなつくりとなってました
当時としては珍しい 水洗トイレもあります
なんか見学してて気になったのが
ふすまも染みったれてて破れたりしてるから直せばいいのにと思ってたら
実はここにある全てのお部屋が、当時のまんまのお部屋をそのまま移築したものなので
破れまで全てリアルでハンパないのですが
なんと!床や畳や壁から天井まで再現ではなく バッキバキの当時モノです!!
大正時代や昭和初期の日本人は今よりかなり小さかったのか
180㎝の方だと確実に頭をぶつけるポイントが多々ありました
ドーンと出てまいりました!このベランダのお部屋は
昭和32年につくられた 東京都板橋区の蓮根団地の一室を持って来ちゃってました!
ちゃぶ台を片づけて そこに布団をしいて寝ていた日本人のファミリースタイルから
ダイニングキッチンが登場して、食卓と寝る場所が別々になった“食寝分離”の瞬間がここにありました
テーブルはもちろん当時モノですが もうね テレビから美空ひばりのカレンダーまで当時モノで
涙チョチョ切れです
誰でも中に入れておまけに触れることもできて、解説もついてこれで入場無料とは
集合住宅歴史館ハンパないです!
なんだこれ?って当時 密造酒でも蒸留してたのかと思いましたが これがお風呂だそうで
160㎝のわたくしでも入るのがキツそうです
うちの父ぱるのようなキングデブには足湯にしかならないお風呂でした
そしてURは 2階建てのテラスハウスまで持って来てしまってました
テラスハウスといっても シェアハウスに住む ウカレポンチの男女の色恋沙汰でなく
昭和33年につくられた 多摩平団地のテラスハウスのことでございます
うわぁ~~ 前からテラスハウスの2階に興味があったので
思いのほか急な階段をあがると
三畳のお部屋がありました!うちの父から昔の団地には三畳の部屋があって
学習机を置いたら寝るスペースしかないって聞いてたけど
何も置かないと広く感じるけど 気のせいなんでしょうね
当時モノのくろがね学習机が欲しくなって来ました!
テラスハウスの台所には 当時の冷蔵庫と洗濯機もありました
トイレの鍵も からくり細工みたいなシステムでした(笑)
わたくしが団地好きになったのは、ウルトラセブンを観ているうちに
フック星人の回で出てきた、夜と昼に団地が入れ替わる
50年前にロケ地だった団地がまだ近くにあったので
夜な夜な見に行ってるうちに、今ではすっかり団地好きになってました。
集合住宅歴史館には、晴海高層アパートにあったエレベーターまで持ってきていました!
今回 撮影でお世話になりました UR都市機構 技術管理分室の堀江さんと長田さんです
まだ晴海高層アパートも2部屋撮影してるんですが、もうブログだとここらで限界なので
残りの模様は、ただいま発売中の、ガールズバイカー2月号
ちぱるの「バイクよもやまバナシ♡ 」にてどうぞよろしくお願いします♪
二輪雑誌初潜入です!
http://www.zokeisha.co.jp/gb/
集合住宅歴史館はお一人様から見学無料です
http://www.ur-net.go.jp/rd/03_open/
昭和好きと団地好きのわたくしには最強リアルな施設でした!
今年もいろいろと潜入してまいりますので 皆さまどうぞよろしくお願いします
ほんじゃまたね~♪ヽ(´ー`)ノ