さて、ストレスの元!息子!
夏休み中に、息子の免許取得と、車購入、納車までの手続きが大変だった…。という話です。
■自動車学校■
最近の自動車学校は、AT(オートマ)限定…いや、略が違う、オートマチック車両限定をお勧めするようです。
なぜなら、「そもそもミッション車両が売ってないから!」
それでも息子の通う大学は、ミッションでの免許取得を推します。
機械工学科がエンジンをメインで勉強するために、なぜミッションが必要なのか、クラッチ操作のためのギア比率の違いなど、そういったことを、ミッション車に乗ることで体感してほしいとの推奨なのですが…。
MT(ミッション)受けてる子は、かなり苦労しているので、息子はAT限定でとり、限定解除…を冬くらいにしようかな?そうしたら専門課程に間に合うだろう。という簡単な考えでAT限定を申し込んできました。
AT限定だと、だいたい25万前後、MTは30万前後でしょうか。
合宿免許もあり、早ければ1週間、のんびりでも6ヶ月で卒業までたどり着けると思います。
この世代の子がいる親であれば、まだスマホがなかった時代に自動車学校に通われていたと思います。
今は便利ですね、スマホで授業の予約や、キャンセル空き待ちもできちゃう!
バスの送迎も、次回予約を受け付けに記入してから帰る…なんてことをしていましたが、今は、スマホでルート検索をし、前日までに申し込んでおけば、お迎えが来ます。とうぜん送ってもらって帰ってきます。
キャンセル空き待ちのために、自動車学校の椅子に座って3時間過ごしたりしなくていい…なんて素敵。
あと、教習に合格できなくても、何回までは追加金なくても大丈夫とかいうシステムも、プランによっては健在です。
仮免までに座学をとるのも、仮免受かってから路上に実技教習に出るのも、30年前と変わっていませんが、このスマホになってから、変わったことは
・予約システム
・送迎システム
・模試
でしょうか。この模試。座学で習った内容が、どうやってテストに出るのか、知らないまま仮免を受けて、撃沈する…なんてことが無くなりましたね。ありがたい。
■仮免・運転免許本試験■
仮免も、本試験も、4択ではありません。2択です。
えええ!?うそぉ、それってずるくない?
だって2択なんだもん。その代わり問題数は増えてるかな?
100点満点中90点くらいで合格。これも変わってない。
1問1点か2点。
問題数が多くなって、問題が簡単に?いや、相変わらず、いやらしい感じに…
「歩行者専用道路を全ての車両は通行できない。」〇か×か?
この車両ってのは、2輪、つまり自転車を含むのか含まないのか、とかそういうツッコミどころが満載な問題が多いので、相変わらず難しいです。
卒業検定は実技だけですが、今どきの自動車学校は、本試験対策として直前模試をやってくれます。
これに合格できないと本試験に連れて行ってくれない…卒検合格してても。
あ、そうそう。本試験も、初回は自動車学校から連れて行ってくれるところが多いです。
なんなら、料金に本試験免許の試験代1回分が含まれているところもあります。追加金なしで免許取得まで!
ただし、2回目からは、自腹です。送迎もない場合は、愛知県名古屋市の場合、かなり大変です。平針駅からとおいんだよ、運転免許試験場。バス混むし。家族は送迎を頼まれると思います。
あ、本試験の帰り道は、合格した人と、不合格だった人で、かかる時間が違うために、ほとんどの自動車学校が送迎不可です。
なので、帰りだけお迎えに来て!って言われて、行くと。
同じような車で大渋滞がおきているので、待ち合わせ時間は余裕を持ちましょう。
■最初の中古車■
今どきの軽自動車は、中古でもめちゃ高いです。
ホンダ シティ、中古で10万円…でも燃費は30km/ℓ♪ とかいう時代は終わりました。
普通に状態がいいのは、100万以上します。そして燃費が悪い。軽なのに。中古車でリッター15キロ走ればいいほうです。
基本、街乗りだから昔みたいに郊外ばかりでかけるってこともないでしょう。
昔の学生は、スキーとか、山とか、海とか、車持ってる人は遠出ばかりしてたなぁ。そりゃあ燃費良いよね。
中古車は、年式、走行距離、元の車両価格、傷などの有無、事故歴 以上で査定されます。
ということは。
装備品である、ETC、ナビ、バックモニター ドラレコ 音響 コーナーセンサーなどは査定に含まれません。
これら、全部が付いていても、ついていなくても、買値も売値も大して変わらないのです。
つまり、「ついてる車を探せば、お得!」
ナビの年式が古いから更新が必要とか。
ETCの所有者名義登録変更が必要とか。
そんなこともありますが、でも無いよりはあったほうがよいので、そういう車からすぐに売れてしまいます。
お得感のある車は、即抑えましょう。
最近は〇ック〇ーターとか、ネ〇ス〇ージとか、やらかしちゃってたのが発覚して、中古車をどこから買うのかで悩まれる方も多いと思います。
会社も、悩むと思いますが、納車を考えると、販売店の立地も大事です。
販売店の系列で中古車検索で見つけた車があるから…と問い合わせを入れると、系列の在庫保管店舗が県内の場合でも、輸送費が取られます。現物を見てもいないのに、輸送費がとられ、見てみて、なんか違った…契約しなくても輸送費が取られます。
県外の場合は、船便とかもあるので、私が聞いた高い輸送費は50万くらいだったかな。九州~東京。頭文字Dにあこがれて、白黒パンダトレノ、ハチロクを、わざわざ九州から輸送…まあ、球数少ないから、仕方なかったのですが。
うちは、ご近所に偶然、アッ〇ルという赤い木の実のマークの中古車屋さんがあって、歩いて話を聞きに行ったら、
軽自動車じゃないけれども、1300の普通車で、ATで、3万キロ、2016年型、事故歴なし、損傷なしS、フルセグナビ、ETC、ドラレコ、バックモニター、カロッツェリア音響、社外シート、エアロスカート、…何それ。めっちゃおいしいやん、ていうかうちのファミリーカーよりも装備がいいんやけど?
っていうのが、予算より5万オーバーで売ってたので、その日に即決しました。輸送費がかからないのと、車大好きパパさんが気に入ったというのが大きいですね。
車庫証明をとらないと、車は買えません。
車庫証明は自分で取れます。警察に届けるだけです。3000円くらいの証明書発行代はかかったと思います。
警察は30年前とかわらず、お昼の12時から13時の間は、業務止まってますので、お気をつけて。
なんなら、名義変更も、ナンバー取得も、自分でできますが、陸運局の書類はめんどくさいので、書類嫌いな方は司法書士さんに投げるのが良いでしょう。中古車販売店が、勝手に依頼します。その分司法書士代はかかります。
(過去2回くらい、やったことがあるのですが、めんどくさいので、今回は中古車販売店に投げました。)
中古車販売店も、最近はアフターサービスが充実しており、売ったらおしまい。ではなく、メンテだったり、購入後の自損対応だったり、ロードサービスだったりを、つけてくれたりしますので、詳しく話を聞きましょう。
保険もあっせんしてくれたりしますよ。
だいたい、契約から納車まで早くて14日間、車検などをとおさなければならない場合などは3週間はかかると思いますので、余裕をもって購入してください。「今日乗って帰ります」なんてことはできません。
■保険■
自動車保険も悩みどころです。
若い子の保険っていくらくらいだと思います?
うちの、ファミリーカーに、もし、息子を載せようと思うと、なんと、現在の保険5万円に追加で+35万円かかりました。
車両保険がついているので、それは仕方ないのですが。
じゃあ、息子のそのやっすい車で車両保険を付けたらどうなるのか?
50万円くらいの車両保険を付けたうえで、7等級、19歳の保険料は…「30万円なり~」
まぢで?
車の諸費用と合わせたら、100万いっちゃう。
なので、おうちのファミリーカーの等級が高いのを利用する手段が一般的だそうです。
1台目…ファミリーカー、夫婦特約、45歳以上、20等級、車両保険280万くらい、年5万円支払い。
これを、
1台目…ファミリーカー、夫婦特約、45歳以上、7等級、車両保険280万くらい、年8~10万円支払い。こうやって変更し。
2台目…息子車、家族特約、年齢制限なし、20等級、車両保険なし、年10万円支払い。
これを、保険のスイッチングというそうです。保険料を抑えるために、セカンドカーとして登録した息子の車をメインの等級に帰ることで、年払い金額を抑えることができるようです。
1台目の車両保険の有無で、支払金額が大幅に変わりますので、必ず見積もりを取ってみてください。
ちなみに、10代では、セカンドカー以外では保険加入を断られるパターンもあります。
車のサブスクも、同様、保険に入れないので、サブスク自体が断られるパターンが多いです。
21歳以上になると、保険の加入の制限のある会社は見られませんでした。まだ成人年齢が18歳に引き下げられてから5年経っていませんから、もう少し時間がかかるかもしれませんね。
(私が保険会社側だったら、高額保険をとるチャンス!と思って、拡大するけどなぁ。それをしないってことは、事故率がすごすぎるってことなんでしょうね。)
■納車■
契約~納車までに必要な書類は、
・住民票(いらないところもある)
・実印と、印鑑証明
・車庫証明
・名義変更委任状
こんなところでしょうか。早めにそろえて、持っていかないと、納車が伸びたりするので、頑張りましょう。
さて、納車。。といっても、いきなり乗るのは心配です。店から家までは親が運転しましょう。
今は、空き地とか、本当に無いので、練習したくても、できないかもしれませんが、駐車場の車庫入れだけは、10回くらい練習をしましょう。となりに車がある場合は特に!
親の車でも、他人様の車でも、対車の事故扱いです。しっかり練習しましょう。
車間距離、左側の車幅感覚、ブレーキの利き具合、アクセルの踏み込み。どれも車両ごとに違います。
自動車学校の車は、なんだかんだで、高い車なので、最初に乗る車とは違いますね。安い車に早く慣れましょう。
(助手席用ミラーとか、ないからね?)
ナビなどの操作も、慣れていないと気をとられて事故につながります。走行中には絶対にダメです。
ていう、こーゆー、感覚を、誰が教えるかってことですよね。
親が隣に乗って、教えてあげる…怖くて乗りたくないですが、やるしかありません。今も昔もかわらない。子供のために頑張って隣に乗りましょう。
■まとめ■
AT限定があったり、
スマホがあるから、自動車学校の授業をとりやすくなっていたり、
試験が2択だったり、
全国の中古車が見える代わりに、輸送費が高かったり、
保険がスイッチングできたり、
運転を練習する場所が見当たらなかったり、
30年まえとはかなり変わりました。
もちろん、地域によって、学校によって、これとは違うところもあるかとは思います。
あくまでも、これは、愛知県名古屋市の、一例。
参考になれば幸いです。
…息子はねぇ、
遊びに行くから、教習をさぼったり(スマホでキャンセルが簡単にできるから)
教習のある日に、送迎予約を入れ忘れていたり、(往復1時間かかるのよ、朝の通勤時間帯)
卒業検定から本試験まで、1か月空けようとしたり(阻止した!)、
車に興味がないから、どれでもいいからって事故車を選ぼうとしたり、(金額だけ見て、状態見ない)
保険に必要な車検証がショップから送られてきたのに、報告しなかったり、(ショップに問い合わせちゃったやん!)
練習する場所がないから、しばらく乗らないって、学校への電車バス定期を更新しようとしたり(なんのために車買ったの!)
まぁ、やらかす子なんですよ。
なので、これは、愚痴です。息子が車に乗るまでの、記録愚痴です。おあとがよろしいようで。
息子が、卒検後、旅行に行くから、本試験は1ヶ月後!とかほざいたのを、阻止し。
卒検後、翌日に本試験が受けられるように自動車学校にお願いの電話をし、
無事に合格して、免許取得してから旅行に行って。
の、お土産。
もなかも美味しいけど、栗はやっぱり栗きんとんが美味しいよねー。
これ、知ってる?栗きんとんの食べ比べ!
川上屋さんはもちろん、推しの新杵堂さんがはいっておる!↓
買わねば。
家族には内緒よ?だって、食べ比べよ?
人数分の箱数、買うのは勿体ないやん?
アイツらに違いが解るとは、思えない〜