ちょっと遅いタイミングのアップなんだけど。だって、新聞でこのニュースを知ったのは昨日のこと。
パイオニアが、政府援助を受けて経営再建をすることになりそうだとか。
政府援助ってつまりは公的資金、本をただせば我々の血税が、私企業しかも企業努力の方法を間違えたのかやる気がないのか、やる気はあってもなんともならなかったのか、よく分からないけれど、とにかく勝手に赤字を垂れ流し続けた大企業の経営再建に使われるということ。
連結ベースで5000人以上の従業員がいる大企業の対象の「改正産業活力再生特別措置法」を受けて。
パイオニアほどの大会社が潰れてしまったりしたら、本体はもとより、下請け、取引先まで多大な影響が出るのは必至で、それにより連鎖破綻してしまえば、雇用にも多大な影響が出、社会全体に非常に悪い影響が起こりうるからとか。
ま、そりゃあそうなんだけど。
こんな時代、大きい所を救わなければ、小さいところなんて、もっともっともーっと大きな津波みたいな波を受けることになっちゃうから、そうならないようにギリギリの瀬戸際でなんとか食い止めないといけないんだけど。
でも、やっぱり、そういう大会社ばっかり救われて、救うために、蓄えの少ない中小企業が納めた税金も、毎日身を粉にして働いている中小企業勤務の人達とか1人親方の人達とか、自営業の人たちとか、本当に血眼で毎日働いている人たちから徴収した税金も使われるのかなと考えると、ホント、この世の中、おかしいんじゃないか、って思ってしまう。
護送船団なんである、結局は。
しかし反面、護送してやらなければもっと大変なことになるから何とも歯がゆい。
アメリカ政府が、大きすぎて潰せないとも言われたリーマンやAIGを見放したことで、サブプライムローン問題に端を発して収束が見えなかった金融危機が、もうどうしようもないほど急激にビッグバンみたいに広がっちゃったのは、たった1年前のこと。同じことを、我が国の政府がやっちゃったら、日本発の新たな経済危機が起こっちゃうかもしれないしねぇ。
だから、仕方がないと、今回は我慢してあげることにする。
って誰に対して?
パイオニアに。
その他、日立製作所、エルピーダメモリ、東芝など、公的資金に頼ろうと思っていると言われている大企業に。
それから、それを決めた政府に。
公的資金援助を受けるなんて考えている大企業には、社会的な責任があることを自覚して欲しい。
大企業は、日本の社会、いや、今となっては世界のあらゆる国の小さな社会にまでも、影響を与えていることをちゃんと自覚して欲しい。
商品を売る市場として、雇用の場として、日本の小さな社会も小さな下請け工場も、普通の家庭も、世界中の工場も下請けも、そこに入っている社員食堂で働く人たちも、ヤクルトを売りに来るおばちゃんたちにも、みんなみんなに、大きな小さな影響を与えているということを、重く受け止めて欲しい。
その上で、公的資金援助を受けることの意義をきちんと考えて、重く受け止めて欲しい。
そして、公的資金援助を受けるならば、絶対に、必ず経営再建するようがんばって欲しい。
「パイオニア」、つまり、開拓者、なんてカッコ良い名前つけているんだしね。