我が家の5歳娘は、目下、「なぜ?」「何?」っていう疑問でいっぱい。
どうして空は青いの?
どうして、車は走るの?
電気ってなぁに?
ロボットは何で動くの?
とか、とか、とか、とか。
私にも分からないことがいっぱいで、知っていること、想像できることは、何とか答えるけれど、「ハハも知らない」と答えちゃったりもする。親って、なかなか、大変。
この頃は、言葉に対する疑問も、いっぱいいっぱい湧いてきちゃって、例えば、今日、車に乗っているときの会話。
娘: 「ねぇ、信号で止まっているときはさぁ、ちゃんとブレーキ踏んで(サイドブレーキまで全部)、ギアも変えて、車が動かないようにするんだよ(って、アナタ、運転の指示まで、ハハにするんかい!?)」
私: 「うーん、サイドブレーキまでは、止めないわ。だって、いつ車が動くか分からないでしょ。ちゃんと信号見ていてさ、動いたら、すぐ動かなきゃ。もし、ハハがまごまごしちゃって、後ろの車もつまっちゃったら、ハハ、責任取りきれないもの」
娘: 「せきにん ってなに?」
私: 「起こったことを全部ね、自分がやったことだって認めて、全部受け止めること。人のせいになんか、しないでね」
娘: 「うけとめる ってなに?」
私: 「ちゃんとね、自分のこととして、しっかり持って、抱きしめること」
娘: 「ねぇ、ここのところ、何?(ワイパーのレバーを指して。ってか、話題かえるの、早いって)」
私: 「ワイパーだよ」
娘: 「ワイパー ってなに?」
私: 「これ。」(って、ワイパーを動かす)
娘: 「わぁ~!! なんでこんなの、動かすの?」
私: 「雨が降ったらさ、前、見えないじゃない。だから、これで、キュッキュッってふいてもらうの」
娘: 「そっか。ねぇ、. 」 (って、また次の話題)
疲れるんだけど、こうやって、子供が育っていくのって、やっぱ、嬉しい。私が小さい頃、あんなに親を質問攻めにした覚えって、あんまりない。ボーっとした子だったんだろう。
だから、娘が、これからどんなふうに育っていくのかな、って考えるのも、楽しい。疑問をちゃんと、分からないままにしないで、きっちり解決してけるように、育って欲しい。