絵本バッグと洋服箱 | Chipapa の備忘録

Chipapa の備忘録

忘却は、人間の味方であり敵であり。。忘れたくない珠玉の思い出達を書いていこう♪

息子@1歳が通う保育園は、それなりに手作りを指定されるものがある。絵本バッグに、お遊戯会の衣装(これは、年次が上がってから)、それから、洋服箱。


「洋服箱って、何それ?」って感じだが、私にとっても「何それ?」である。子供が園で着る服や汚れ物を片付ける箱で、ちょうどみかん箱の大きさくらいのダンボールに、布や紙を貼り付けて「お子さんのためにかわいらしく」作るように、とのことで。しかし、キャラ物の絵柄は、NGとのことで。


ほーう。

前通っていた、都内の公立認可保育園は、基本的に、ただでさえ仕事をしていて忙しく、子供と接する時間が短いんだから、「お子さんたちのために」少しでも子供といられるように、とあんまりそういう「手作り」にこだわっていなかったと感じる。キャラ物だって、全然OK。


絵本バッグは、園支給だったし、子供達の洋服は、園が100円ショップで売っているような簡単なプラスティックの箱や、もともと園に備え付けてある棚に、しまっていた。汚れ物は、スーパーのビニール袋に、ポイ。


だけど、今の保育園は、お子さんのために」っていうのを、違う形で表現するようだ。要するに、手間が掛かる。


私は裁縫が好きだから、まだいいかも知れない。でも、出来上がりのサイズ指定だけされた絵本バッグ作りの紙を見たときは、結構ゲンナリした。


だって、ここから、型紙起こして、作り方を考えていかなければならないんだから。型紙作りと裁断が、一番大変なのに。裁縫嫌いの人からすれば、拷問に近いと思う。毎年のことなら、型紙用意してよ、って思う。


出来上がりのサイズから、型紙を作って、どこをバイヤスで処理しよう、何cmのところにマジックテープをつけよう、なんて考えながら作ったのが、これ。


絵本バッグ


上の写真は半分にたたんだ時のショートバージョンで、大きな本を入れるときは、半分にたたんであるところを広げて使う。こんな感じ。


絵本バッグ2


簡単な作りでも、型紙と作り方がないと、結構それなりに、手間が掛かる。それなりに、一生懸命作って持っていったら、保育士さんが、「あぁらぁ、お母さん、結構上手なんですってね」ですって。


だ~か~ら~、そんなふうに、親達をテストするようなやり方しないで、型紙くださいってば。


!そうだ!今度、園に、型紙を提案しよう!これから入園する人が、ちょっとは楽になるかもしれない。


洋服箱にしても、「紙や布を貼ってください」って書いてあるから、紙を貼って持っていったら、「お子さんがビリビリ破っちゃうんですよ。布にしてください」って、文句を言われた。だったら、最初っから、「布で」と指定しておくれ。


仕方がないから、布で作り直した。ダンボールのサイズを測って、各面にあわせて布を裁ち、箱がスッポリ入るように袋状にミシンで縫い合わせる。出来上がったら、箱をくるんで、おしまい。


洋服箱


書くと簡単だけど、この方法を思いつくまでは、どうしようかな、、とかなり考えた。参考に、他の人のを見せてもらうと、みなさん大変苦労されている様子。たとえば、布を、箱に直接スプレーのりで貼り付けていたりしている。脇のところは、ほつれてしまうので、ガムテープやビニールテープで貼り付けて、「これが、はがれてきちゃうんですよ。。」って、肩を落としている人もいた。



子供の物を作るのは、楽しい。

でも、「手作り」を押し付けられると、ヘソ曲げそうになる私、まだ人生修行が足りないのかも知れない。


が一方でやはり、この時期、コットン屋さんや手芸やさんに、「○○幼稚園指定バッグ、作ります」なんて看板を見ると、「手作りのあたたかさ」って何だろう、って思ってしまう気持ちもまた、やっぱりぬぐえない。